川の果ての更に果てに

そろそろ税金関係の申告の時期になってきて大半の人は憂鬱でしょうけれど、福岡県の田川市は税金の意味はおろかお金の意味も分からないであろう０歳児に税申告の通知葉書を出したなんていう笑えないジョークがありました。
いわゆる出産税ってのでしょうか？

税申告の通知はがき、ゼロ歳児に誤郵送…福岡・田川市（読売新聞）

でも、実際に送られてきたりすると親の中には「子供に税金がかかるの？」って驚いたりした人もいたかもしれませんね。税金の仕組みとか在り方とか分かっている人の方が少ないでしょうし、何が課税対象になるかなんて分かる人も当然そんなにいないでしょうし。租税法律主義とかの観点からいくとそれでいいのかって気もしますけれど。ま、法律にしてもあることすら知られていない法律が沢山あるわけですけれど。
乳児まで税金を納めさせようとしたきっかけは、コンピュータで納税者の選別をする際に新生児などが紛れ込んでしまったということらしいですけれど、何とも迷惑な話です。

いや、でも近い将来本当に赤ん坊から取り立てることもありうるのかもしれませんね。
何せ国には700兆円の借金があるわけですし、それを真面目に減らそうと考えているとは到底思えないですし。
出産税はもちろん棺桶税も昔は存在していたなんていいますし、あの手この手で税金が出てくる時代が来るのも遠くないかもしれないですね。
でも、棺桶税を導入したら最近増えている死亡届を出さないなんて話がますます増えるかもしれませんが。