川の果ての更に果てに

最初は態度が悪いことを指摘して「マナーとか必要じゃないか」というくらいの意味で言っているのかと聞いていたのですけれど…

中川自民幹事長、忠誠心の必要性重ねて強調（日経NET）
ポスト安倍は首相より若い世代　中川幹事長（asahi.com）

何かもうちょっと踏み込んだ部分まで含んでいたようで。
微妙にニュアンスは違いますけれど、閣僚は国民の信託を受けた内閣総理大臣に忠誠を尽くさなければならない、それが国民に忠誠を尽くすことだというようなことを言ったのだそうで。
まあ、そのあたりの是々非々について論じることのできる立場ではないですし、忠誠というのも色々広い意味を含む言葉ではありますけれど、首相に忠実たれとかそういう意味だとしたら、現在の状況はそもそも矛盾しているのではというような気もしないではないですが…
いやだって、現在連立内閣組んでいるわけで、連立政権の片方の党の閣僚に対して首相の言うことに従えって意味なのだとしたら、事実上冬柴氏あたりに対して「閣僚にしてやったんだから公明党を捨てて自民に来い」って言ってるようなものなわけで。それは無理な相談なんじゃないかと思うわけですが。

まあ、みんな言うことを聞かないし、言い聞かせるだけの説得力のある発言もできないということで相当イライラしているんでしょうね。密室で言い聞かせようにも、今は情報公開とかの求めがあるのでそれも難しいわけですし。いわんや、交換条件などで釣ったりもできないということで。
そう考えると昔に比べて現代の政治家は自由が利かないやりづらい仕事なのかもしれません（苦笑）　いい意味でも悪い意味でも。

で、早くもポストが出ているわけですが、年齢関係なく出来る人がやればいいんじゃないかと思いますけどね。高齢化社会が進むわけですし、むしろ閣僚とかも高齢化してくるのが自然の流れなのではないでしょうか（笑）