川の果ての更に果てに

トルクメニスタンのテュルクメンバシュことサバルムラト・ニヤゾフライフ社長ではなく終身大統領が死去したそうであります。（ライフ社長がどこから来たかというと　→　世界ワースト国家情報［阿呆LOG］　より）

ニヤゾフ氏は自著がクルアーンと同様の効果をもつなんて言うくらいに個人崇拝の極みを尽くしており、人権団体からは金正日、タン・シュエに次ぐ世界第三位の独裁者というお墨付きをいただいていました（10位まで上記参考リンク先に記載）。
が、やることなすことがブッ飛んでいて酷い独裁者というより変わった独裁者という印象が強かったのか、あるいは永世中立国を自称したりして大国の機嫌を損ねるようなことはしなかったためか、一位二位に比べるとあまり大きな批判を受けていることはなかったようです。まあ、そのあたりはウズベキスタンとかベラルーシについても同じことが言えるのでしょうけれどね。

ただ、はっきりしたところは分かりませんが、ニヤゾフ氏は独裁者の割には世襲については否定的だったらしいです。ということで、その権力がどう移譲されるのかなんてのが気になるわけですが、大統領危急時に代行するとされていた国会議長さんが刑事事件で訴追されたなんて話もあり、早くも何やらきな臭い印象を受けざるを得ません。独裁者が急死したとかなると、その死も色々憶測を呼ぶわけですしね。

でも、それ以上に気になるのがアシガバードにあるという50メートルおきくらいに建っているニヤゾフの銅像…
やはり次の大統領のものに顔だけ作りかえられるのだろうか（苦笑）
あと、ニヤゾフ自著の本の効果はどうなるんですかね。

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