川の果ての更に果てに

ゴジラにもキングギドラにも、それぞれにそれぞれの理屈があるわけですが、周囲で見ている人間には「ただ暴れられて街を壊されているだけで大迷惑だ」ということになるのでしょうか。

米大統領は金総書記より脅威?（読売新聞）

英国の世論調査ではビンラディンの次に危険な国家指導者としてジョージ・Ｗ・ブッシュがノミネートされているのだそうです。
んま、1000人程度の世論調査なのでかなり乱数が出ているのではないかと思うのですけれど、多分ブッシュが危険だと思う人の割合はそう変わらないのでありましょう。
この世論調査自体はメキシコ、イスラエル、カナダでも似たようなのが行われたそうですけれど、英国以外については「ブッシュの対テロ政策がどうだったか」ということに焦点があてられていて（ちなみにイスラエルを含めて全部否定的だったようで）、「どの指導者が危険か」というのは掲載されていませんでした。一応、試しに三つの結果を探そうと少し努力しましたが徒労に終わりました。というかスペイン語とヘブライ語はそもそも分からないですしね(笑)

で、一番危険なのがビンラディンで87％（これは四カ国とも共通だったそう）、次がブッシュで75％、更にトニー・ブレアが続くらしいのです(笑)。
そのあとで金正日が69％。ヒズボラの指導者ハッサン・ナスルッラー（読売新聞の配信記事には奇麗に無視されていますが[笑]）が65%であります。イランのアフマディネジャドは62％。フセインが健在なら彼が70％超くらいは獲得していましたかね。
あと、いても良さそうなイスラエルの首相オルメルトは列挙されていなかったので圏外か評価の対象外だったのかもしれません。

日本にとってという観点はともかくとして、英国にとっては金正日よりもアフマディネジャドやハッサン・ナスルッラーの方が危険そうに思えるだけに、金正日の方がこの二人より危険な存在と認識されているのはむしろいいんじゃないですかね。ま、ブッシュは別にしまして。
逆に言うとそれだけ「金正日は自分の体制が潰れそうになると本当に近くの国に核兵器をぶっ放しかねない」と思われているのかもしれませんが。
ちなみにブッシュが無害だよと思っているのは10％だったそうであります。

他の国はどうだったんですかね。日本あたりも危険だって思っている人がいたりしたんですかね。

TrackBackURL  ：