川の果ての更に果てに

亀田の試合の前後はとりあえずボクシングの関心が高まるようだということで他の試合の紹介も欠かさない私。それ以外の時は関心も反響もほぼゼロでしょうし、よほど気になる試合でなければ一人楽しんでいればいいかって感じですので（笑）

そもそもああだこうだと言われているあの親子の発言どうこうというのも、同性愛の男性が相手に対して「今夜どう？」という意味のあるような行為をやって相手をブチキレさせたというフェルナンド・バルガスあたりと比べると面白さにも破天荒さにも欠けてますので、何だかな～という程度くらいにしか思えないのですけれどね。
と書いていてそのフェルナンド・バルガスあたりは最近何をしているのかと調べてみたら本人のサイトに行き当たりました。既にロートル化している選手という気もしますが一応リンクをば。
FERNANDVARGAS.COM

「Next Match」ではなく「Next Victim」というあたりがいかにもバルガスらしいですが、11月23日にリカルド・マヨルガと試合するそうで。
悪童同士で対決というのが何ともアレですな。どちらも最近はあまりいいところがないですが、バルガスはまだ30歳とできない年齢ではないのでまた「おいおいおい」と言いたくなるような話題を振りまいてほしいものであります。マヨルガは「おいおい」を超えてタイーホまでされてますので、さすがに問題ですが…

個人的には11月３日のミッケル・ケスラーとジョー・カルザーギのＷＢＡ・ＷＢＣ・ＷＢＯスーパーミドル級三団体王座統一戦になるわけですが、ＷＯＷＯＷが26日あたりかに録画放送というあたりがいかにも苦しいというか憤慨中といいますか。
１日２日ならともかく、20日以上知らずにいるってのは無理なので。

両者の戦績
ミッケル・ケスラー（デンマーク：ＷＢＡ・ＷＢＣ王者）　　39戦39勝29KO
ジョー・カルザーギ（ウェールズ：ＷＢＯ王者・前ＩＢＦ王者）　43戦43勝32KO（1997年から王者。20度防衛中）

どっちも欧州人ということでイマイチ話題は薄めですが、二人とも40試合前後やっていて無敗。カルザーギは相手だけでなく自分も痛めてしまうハードパンチが武器（ためにしょっちゅうケガをして延期している）でケスラーは見た目の派手さと裏腹に北欧系の無駄のない強さがウリです。
ちなみに無敗なのに何故カルザーギはIBFの前王者扱いになるのかというのは、IBFの指示した相手と違う選手と試合したので剥奪されてしまったんだそうで。上位の階級になるとお金とか利権とか色々あるんですねぇ。
日本人王者だとありえない話ですけれど（笑）

この試合もとりあえず合計６億円くらいのファイトマネーになるビッグマッチのようですが、もっとビッグマッチとなると12月８日のフロイド・メイウェザーJr対リッキー・ハットンになるでしょう。10億円くらいにはなりそうで、これはライヴ…は無理かもしれませんが、当日中にはやるでしょう。

フロイド・メイウェザーJr（アメリカ）　38戦38勝24KO
リッキー・ハットン（UK）　43戦43勝31KO

ケスラー－カルザーギと異なり、かかっているタイトルとしてはWBCのウェルター級王者（メイウェザーがデラ・ホーヤから奪って５階級制覇を達成したタイトル）だけですけれどね。いや、それでも十分なんですけれど（笑）
普通にやればメイウェザーの方が強いでしょうけれど、ハットンは強運の持ち主なので面白い試合になるのではないかと期待しています。

この二試合は絶対に見る予定で、他は時間があればというところですかねぇ。
昨日の試合でボクシングってこんなものなのかと思われた方にもお勧めしたい試合です。あんなものではないはずですから（笑）