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ボクシングファンということ

2007.05.04 - ボクシング
前のエントリでも書きましたが、昨日の昼間に突然旅行に誘い出されて半ば無理矢理河口湖につれられたのでGWでもっとも楽しみにしていたといって過言でもない世界タイトル3連戦を見逃してしまいました(苦笑)

一見するとサッカーと野球に傾向しているように見える当ブログの管理人ですが、実際にはまともに経験のあるスポーツは卓球とボクシングだけであり(どっちも半年足らずでやめましたが[苦笑])、スポーツの序列としてはボクシング>アメフット>サッカー>野球=卓球>その他となっているわけであります。
ですのでリーガ・エスパニョーラやチャンピオンズ・リーグを巡ってどれだけ批判が飛んでいようともエキサイトマッチをきちんとやっている限りWOWOWを批判するつもりは毛頭ありません(笑)

で、まあ、最近の日本においてボクシングといえば基本的には亀田と同義であり、色々話題にもなるわけですね。で、個人的には亀田親子のことは嫌いなのですが、ただ彼らがいたからこそ気付いたことがあります。
偉そうなことを言う面々がその人達の詳しくない分野で船舶な本性という馬脚を現しがちである、ということですね。

誰とはいいませんが、例えば政治問題とか外交問題とかで玄人ぶっているブログなどが幾つかあるわけですが、そうしたところが去年8月の亀田戦で何か知ったような批判をしていたわけですね。ま、亀田が嫌いというよりはエリートイズムとしてのマスメディア嫌い、だからマスメディアの寵児である亀田が嫌いという構成をした方が正しいのではないかと思いますが。

もちろん私は亀田が別に好きというわけではないのですし、あの判定が八百長でなかったと断言するつもりはありません。もっとも八百長については、「昨日のプロ野球の結果が八百長でないとどうして言える?」といえばその反証明は難しいわけで、100%八百長でないという証明はどの試合にしろ不可能なわけです。なので、もちろん亀田-ランダエタ1stが八百長でなかったと言うつもりはありません。ちなみに私は毎ラウンド個人的に採点していて、その結果として亀田が1ポイント勝ってましたけどね。もちろん微妙なラウンドが幾つもあったのでランダエタの勝利だったとしてもそれはそれで納得の範疇ではありましたが、逆に亀田勝利も納得の範疇だったわけであります。

なので、亀田が不当な勝利をしたという意見そのものを否定するつもりはありませんが、それでも「こんな判定は見たことがない」などという意見を出されると「あのぅ、川島とホセ・ナバーロの試合ではメキシコと韓国のジャッジは115-113と115-114で川島勝利につけたのに、カナダのジャッジは120-109でナバーロにつけるっていう理解不明のスプリットディシジョンがあったんですけどぉ」と反論したくなり、実際一部のところではコメントでそう書いたわけですが(笑)、そうしたらとあるところで「日経新聞の記事には亀田の勝利はありえないとかあった」とか反論したところがあったんですね。
で、正直それで笑ってしまったのがその管理人の人が数日前には靖国問題で昭和天皇の手記とかを持ち出したことに関して日経新聞を批判していたんですね。思想とかについては基本的にどっちもどっちだということで無反応を貫いている私ですがさすがにその時ばかりは「数日前に批判していた信用のならない日経新聞を何故持ち出すんですか?」とか言いたくなったわけですね。さすがに書きませんでしたけど。

それとは別の人で、これまた亀田との二戦目の前にランダエタが秋葉原などをうろついていた、だからランダエタは最初から亀田に勝つつもりはなく、八百長であったというZAKZAKの言い分をそのまま鵜呑みにしているようなところもあったのです。で、まあ、それについて特別反論するつもりもありませんが、ZAKZAK含めてこちらも重要な点を見落としていたということがあり、そもそも「ランダエタはいつもそうだ」ということが多分分かっていなかったと思うんですね。
大体、ランダエタについては新井田豊戦でも分のいい判定を落としていたので、それこそ真に公平を求める人達であれば「ランダエタは新井田戦でもそうだが、亀田戦でもまたしても勝っていた試合を負けにされた! 何たる外人蔑視であろうか、いや、ランダエタに対する扱いはその限度すら超えている。これはひょっとしたらベネズエラがチャベス大統領の反米左翼政権だということで、日本はベネズエラに対して偏見を抱いており、もってベネズエラ人のランダエタに対して不当なジャッジを下しているのではないか!」というべきだと思うんですね。仮にそんなことを書いている人がいれば、管理人は悪乗りする性質なので「全く同感です」とかコメントしたと思うのですが、残念ながらそんな人は一人もいませんでした(笑)。
このあたりはランダエタで検索でもすれば分かることだと思うんですけどね(笑)

まあ、結局のところこちらの人についてはまさしく木だけ見て森を見ず、「どうやらこの人は2ちゃんとZAKZAKとかの煽り系メディアの引き写し以上のことはできないらしい」ということが分かったわけであります。
無論私にしても無学無銘の徒でありますので2ちゃんの意見に頼ることももちろんありますが、それでも2ちゃんの言い分を縦にして自己を正当化したいと思うくらいなら自己の適当な考えとか書いて「いやそうじゃないよ。馬鹿な君のために教えてあげるけど」みたいなコメントの方を期待したいわけであります。その方が自分のためになりますので。

長くなりましたが、亀田とランダエタの試合はボクシングとしては実のある試合だとは思わなかったのですけれど、一方で「往々にして、その人間が詳しくない分野ほど人間の本質というものがよく現れるらしい」ということが分かったという点では大変勉強になったわけです。「分からんことは沈黙する方が賢い」というヴィトゲンシュタインの話ではありませんが、詳しくもない分野で知ったかぶりをするのは失笑を呼ぶことであり、謙虚たりえないことがいかに虚しいかということがよく分かったとまあそういうわけです。と言いつつ、では自分は本当に謙虚たりえているかと言われると中々確信をもって「大丈夫だ」とは言えないのではありますが

とまあ、亀田親子は相変わらず好きではないですが、こういうのが分かったという点では個人的には亀田親子に感謝しなければならないかなとは思います。
無論、だから甘めにつけるつもりなどありはしませんけど(笑)
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Comment

無題 - Alan Hetarade

2007.05.04 Fri 21:31 URL [ EDIT ]

私は一応このトリプルタイトルマッチは見ていました。もっとも長谷川の試合の9R辺りで「こりゃ倒せそうな気配は無いけど、判定で負けることもまず無いな」と思い、そこで席を立ったわけですが(笑)

亀田の試合は私も八百長じゃないかと記事を書いた人間の1人で、言い訳をしますと私もキックボクシングを2年ほど嗜んでいるので、まったく分からんというわけでもないのです。ただあの試合は、鬼塚氏などが試合終了前に「倒れなかっただけでも頑張った。次に生かしてほしい」みたいなことまで言い切っておきながら、いざ判定で亀田が勝ってしまい明らかに苦しい賛辞を贈っていたので、そういう点でも滑稽な見世物だったなというのが印象です。

まぁあの試合以後亀田も少しおとなしくなりましたし、結果的には良かったんじゃないかなと思っています。ただああいう判定は何もあの時だけではないわけですから、あそこまで国民が寄ってたかって大騒ぎしたというのも何か人間の性みたいなものが表れていたんでしょうね。

>Alan Hetarade 様 - 川の果て

2007.05.04 Fri 23:29 URL [ EDIT ]

もちろん、感じ方は様々なので八百長だと感じるのも自然だと思いますけれど、叩くための批判とか明らかな便乗批判とかそういうのは見ていてあれかなと思うんですね。
で、それが個人の感情ではなく、権威に頼ったりして無理矢理自己を正当化されると意地悪い指摘とかしたくもなったわけでして(笑)

正直、私も三年くらい前まではフィギュアの採点基準などがさっぱり分からず、「名前である程度決まるんじゃないか?」という偏見みたいなものも持っていましたから、何についても謙虚たれというのは実践できてはいないと思います。
ただま、まっとうな指摘などを受ければ、なるほどと納得するだけの柔軟性みたいなものは持っていたいわけで、当時は意地悪いコメントの反応などにその人の本性などが見え隠れするのが結構面白かったです。

無論当時書くと「何を偉そうに」と叩かれた可能性があり、冷却化された今だから書くのですが(笑)

ちなみに試合までの前振りが長すぎて試合が始まっても亀田賛美とかになるのかと思って、解説とかの言い分なんてほとんど聞いてませんでしたので、彼らが何を言っていたのか全然知りませんでした(笑)。

無題 - yanz

2007.05.07 Mon 08:58 URL [ EDIT ]

川の果てさま,うなずくことしきりです.

> 「分からんことは沈黙する方が賢い」というヴィトゲンシュタインの話ではありませんが、詳しくもない分野で知ったかぶりをするのは失笑を呼ぶことであり、謙虚たりえないことがいかに虚しいかということがよく分かったとまあそういうわけです。

まさに,その通り.再度,肝に銘じておきます.
亀田の件は,試合の内容は素人なのではっきり判断できませんでしたし,もともとスポーツ選手としてあんまり興味がなかったものでどうでもいいやというスタンスだったのですが...
ただし,試合後,元ボクシング選手など関係者を含めた物言いが亀田バッシングの方へ行っていたのを聞くと,素人,つまり採点基準を知らない人は,八百長と言わないまでも,採点がおかしいか,やっぱりなあと声をあげたのも無理からぬ気がします.
もちろん,それが思慮不足だったというご意見は最もですけどね.

それにしても,
スポーツの序列としてはボクシング>アメフット>サッカー>野球=卓球>その他
というのは,川の果てさんのその競技に対する知識の序列ですか?それとも今の興味度合いの序列ですか?
ちなみに,私も卓球経験者です.当時,小野選手が世界チャンピオンになったりそれなりに盛りあがっていましたが,根暗といわれたりしてました(笑)一度お手合わせ願います(笑)

>yanz様 - 川の果て

2007.05.07 Mon 09:16 URL [ EDIT ]

あの当時それを認識して、今きちんとそれを実践できているかなとなるとはっきりと確信はもてないのですけれど、知らない分野(知っている分野であっても)では自分の感覚を言う場合は別として、権威に頼って決め付けるようなことだけはしたくないと思います。

私もどっちでもいいというのが亀田に対する見方でしたし、今でそそんな感じです。ただ、当時亀田の試合のエントリが試合以外の部分で勉強になったのは間違いないですね。
ボクシングの場合はマイナー分野を出なくて情報源も少ないですから、私でも大抵は把握できますし、そのあたりが見えると、エントリを書いた人達がどの情報源を元にどういう意図で書いているかというのが筋道まではっき見えて、それがすごく面白かったわけです。

件の序列は知識というよりかは興味対象としてですね。
ちなみに卓球は中学時代に半年ほどやっていただけで以降全然やってませんからもうさび付いていると思います。お手合わせいただいても多分相手にならないかと(笑)

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