川の果ての更に果てに

東京の雨がすごいので準決勝を国立で見るのは断念。こんな雨の中プレーする選手達は大変ですね～。

ということでテレビで見ることに。
まずは作陽と神村学園。
前半は作陽ペース。神村学園も時折ＢＡからサイドを突破しますが、そこからのアクションがもう一つ可能性を感じれきれず。それは作陽も同じだったのですがセットプレーから24分に先制。長いＦＫからのヘッドをＧＫが弾きましたが、石崎が冷静に詰めました。
後半、遮二無二なって攻める神村学園ですが、ゴール前に集まった作陽守備陣をもう一つ崩しきれず。逆に作陽ＦＷが裏のスペースを独走するシーンも何度かありましたが、こちらも最後の局面で決めきれず。
結局１－０で作陽が勝利。

盛岡商と八千代の第二試合。
前半、八千代は米倉のパスから山崎が脅威になっていますが、その山崎が決めきれず（ま、難しい角度のものが多かったですけれど）。またこれまでの試合にはあった前田などが絡んでくるシーンが今ひとつありません。全体としては盛岡商業が押し込むシーンが多く、右から突破して決定的なクロスが上がったというシーンもありましたが中の選手の足に当たらず（オフサイドでしたが）。

後半に入ると八千代が全体として落ちてきたか盛岡商業のＦＷが前を向いて進むシーンが増えますが、ＧＫ植田が果敢に出てきて止めたり、またＤＦも体を張ったり、ブロックしたりと決定機までには至りません。
そうこうしていて間もなく終了となったロスタイムに盛岡商業がコーナーキック。
キッカーのクロスをＧＫ植田が両手にあて、ほぼ真下でワンバウンドしたと思ったらそれが何と後ろのゴールの中へ。キャッチミスなのか、真下にワンバウンドさせて確実にと思っていた（ＣＫでは危険ですが）が予期せぬバウンドをしてしまったのかは分かりませんが、痛すぎるオウンゴールで盛岡商業が先制。
結局その１点を守りきって盛岡商業が決勝に進出しました。

盛岡商業の監督は「荒れたピッチが（東北の環境に似ていて）自分達に有利だった」ということを言っていましたが、そういう意味での運はあるということなんでしょうね。相手ＧＫのミスもある意味運ですし。攻勢の試合展開の中、ＰＫになったら押していた盛岡の方が不利だったかもしれませんし。
ま、こういう試合では勝因も敗因も探りようがない…みたいなゲームだったのではないでしょうか。

決勝は作陽－盛岡商業。多分二試合とも前評判的に下の側が勝ったのではないでしょうか。
少し遅めに行っても大丈夫ですかね（笑）　天候がどうなるのかというのが微妙ですが。
それにしても、過密日程を避けるために成人の日にしたのに、中一日で決勝というのはきついですね。