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2011年は勝てるのだろうか…?
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スウェーデン代表のメンバーが今日あたり発表されるのではと思っていましたが、発表されておりませんのでサッカーネタで書くことがありません。
なので、珍しくgooにあるNumberwebの話でも…
スペシャルインタビュー第3弾 風間八宏 (風間八宏さんが語る、ほんとうの「フィジカル論」)
批判するとかそういうのではなく、単に自分が読んで思ったこととして…
まず、風間さんの感覚ではメッシーとかフィジカルが弱くても通用するじゃないかというのがあるのですけれど、実はメッシーは世界で通用していなかったんじゃないですかね。ドイツでは控え扱いだったわけですし。バルセロナという特殊なチームだからこそ、あれでいけているんじゃないかと。
クラブ戦は長所の戦いという部分もありますけれど、代表戦では長所よりまず短所の方が出てくる傾向が強いんじゃないかなという気がするわけですね。より穴の無いチームが上に行ける部分があるのではないかと。だから穴のあるメッシーは今後も意外に使われないかも、という気はします。
ま、メッシーは置いておいて。
短所がまず出てくる代表のビッグゲームでは長所をより出せばいいじゃないかというのもそう巧くいかないのではという気もするわけです。
ま、勝ち抜くことを考えるのではなく、長所を前面に出して、「あのチームは楽しいサッカーをするじゃないか」という評価を受けることでいいというのなら問題ないだろうと思いますが。日本にとってはそちらが現実的という部分もありますしね。
で、170センチの選手と190センチの選手…のくだりなのですけれど、全くその通りだとは思うのです。
ただ、現実問題、Jリーグに190センチの選手がいないじゃないかというのはあります。日本人がいないのは仕方ないにしても、外国人選手にもいないじゃないかというのがあります。
日頃190センチの選手と競り合っていない選手達に代表戦でだけ190センチの相手を封じろというのもかなり無理がある気がします。
これは結構大きな意味があるんじゃないかと思いますね。
例えば、日本にいる外国人選手って概ね、速いか巧いかのどちらかかその双方をもっているかです。ま、付随して強いというのはいたりしますけれど(ワシントンとか)、速さと巧さは平凡だけど高さと強さに特化しているというFWはほとんどいません(昔レッズにそんなポーランド人FWはいたけど)。例えば、ドイツのビアホフとかスウェーデンのケネット・アンデションとか、ノルウェーのトーレ・アンドレ・フローとかがJに関心を向けても、Jのチームは取らなかったんじゃないかな…。
ま、この前名古屋がフローデ・ヨンセンを獲得しましたけれど、高さと強さにストロングポイントがある外国人FWが日本に来るのって久しぶりだったんじゃないですかね。
例えば全盛期のケネットとかビアホフがいたら、日本人DFがどうあがいても高さでまともに勝てないわけですよ。となると、こうしたFWを擁する側は「空中にはケネットにしか使えないスペースがあるぜ」となるわけで、ケネットが入ればそこに蹴り込めとなるわけで。分かり易いし、またクロスを蹴る側の意識もはっきりする。
そういうのをやるチームが出てくると、日本のDFも「そらあいつの高さを封じねば」となるわけで。高さ対策もより日常的なものになる。
クロスの意識という点では、日本人でいいクロスを蹴るサイド選手がいないと嘆かれますし、私もそう思っていたわけですが、そもそもいいクロスを蹴り込めば入るという確信がなければ伸ばす素地もないんじゃないかという気はします。巻とか平山とかハーフナーではやはりちょっと弱いでしょうし…代表クラスのFWでも相手DFを跳ね飛ばして自分のスペースを確保してクロスにドンとやるタイプはいません。
結局、サイドの選手はFWがフリーになった時にタイミングで合わせることを要求されるわけで、はっきりしたクロスよりも中との睨めっこになってしまうのではないかと。
ま~、日本サッカーというかスポーツの美学として「柔よく剛を制す」というのはあるのでしょうけれど、剛を全く無視したリーグ戦をやっているといざ世界で強力な剛に遭遇したときに対処が大変になるんじゃないかと思ったり。
Jリーグ自体に多様さを増やすという意味でも、Jのクラブがもう少し世界のパワー系FWに目を向けてもいいんじゃないかなという気はしますね。戦術の幅も広がるでしょうし、それに応じて日本サッカー自体の幅も広がるんじゃないかと。
例えば名古屋の2トップ…フローデ・ヨンセンのパートナーがヨナタン・ヨハンソンとかシェフキ・クキあたりになったら闘莉王でも二人同時に封じるのは無理なわけで、かなりいきそうな気もするんですけれどね。本田のクロス精度もあがりそうな気はします。
サッカー自体はつまらなくなるかもしれませんが(笑)
日本でパワー系FWになる素質のある選手もゼロではないと思うんですよ。ただ、手本となるパワー系FWがいないので、日本流で育てられて結局ダメになっているというような部分もある気がします。
私自身は以前のエントリでも書きましたが、トップリーグの外国人枠を減らすよりは、スペイン流にユースチームをJ2で戦わせて、そこで若手FWの経験を積ませる方がいいのではと思います。
無題 - yoshi
なるほど、おもしろい意見ですね。
確かにパワー系のFWが少ない気がします。そして、日本人選手からそういう選手が出ることもあまりなさそうですよね。
今、ちょうどJリーグの外国人問題を考えていたのでとても参考になりました。
ただ、わたしは外国人FWは一人しか獲得してはいけないという考えに賛成なんですよね。
今でも日本人FWが育たないのは外国人を多用しているからだと思うので。
なかなか難しい問題なんですけどね。