川の果ての更に果てに

森本、「まずはカターニャ」
冬休みということで帰国しているカターニャの森本が「（アンダー代表から声がかかっても）今はカターニャでのプレーに集中したい」みたいなことを言ったんだそうで。
森本は半分練習生みたいな形で行っていたようなものだと思いますが、ユースで好調を持続して試合に出ることないまま正式移籍をゲット。さすがにセリエのピッチは遠いものの、遠征メンバーに加わるか加わらないかくらいのところまで上がってきているということで。
実際に当人がどんなプレーをしているのか確認してませんのであまり偉そうなことは言えないものの、「もう少しで試合に出れる」という手応えもあるんでしょうね。

カターニャは相手構わず攻撃を重視し、ために相手が強くなると悲惨なスコアで負けることも一度二度ではありませんが、同格とか少し程度の格上相手にはその攻撃サッカーで面食らわせている部分もあってか現在ＣＬ圏内も見える位置に。森本が出るべき前線については現在スピネージとコロナが好調ですが、この二人は相当な雑草選手だそうでコロナあたりは数年前はピザ屋で働きながらサッカーをしていたのだとか…
そうした雑草選手達にエリート的な森本も「目の前のプレーに集中するべき」みたいな啓発を受けたりしているのかもしれませんね。

ま、日本の選手もＪ２レベルになると副業をしている選手達も多いといいますし、待遇そのものはセリエの面々と変わらないものと言えるのですけれど…

親善試合でケガしてスペインでのプレーが断たれた城みたいなのもいますし、ヒデにしても五輪代表の頃から頻繁に試合に出たりしていたことで選手生命が短くなったなんて部分もあるのかもしれませんし、海外に行ってあまり頻繁に日本を行き来するのは本来は考えもの。
森本にとっても中途半端に凱旋帰国なんて取り扱われてちやほやされて自分の立ち位置を見失われても良くないので当分戻らない方がいいような気もします。
同じことは伊藤翔にもいえるわけですが、彼はプレミアに行きたいという目標があるので、こちらは代表に呼ばれるとホイホイ戻ってきそうです（笑）

小笠原も巻き返し誓う
…とのことですけれど、どうでしょうか。この前の交替もケガの類ではなかったようでかなり信用が低いらしいことが伺われます。
マジョルカ時代の大久保の取材とか見て思いましたけれど、変にプライドとか高いのがチームに溶け込むのに障壁になっているんですかね。森本あたりは自分は７人いるＦＷの７番目だみたいな立場を受け入れたわけでしょうけれど、おそらくＡ代表経験のある選手達はそんなに素直にはなれないでしょうし、そもそも自分がどのあたりなのかというのが分かってなくてイライラして余計にチームに溶け込めないとかあるのかも。
そういえば大久保は試合後のインタビューでも日本語で結構チームのやり方に不満とか言ったりしてましたしね。例えばインテルの誰それかがチーム批判とかしたりすると、当然日本にも伝わるわけですが、同じことは向こうでも言えるんじゃないですかねぇ。仲間内の報道陣に対して陰口みたいに批判されて監督の気分がいいわけないでしょうし。ま～、聞く方の聞き方にも問題があるんでしょうけれどね。
少なくともＭＬＢに行った日本人選手が自国報道陣の前といっても他人の批判するなど見たこともないんですが…

大黒は…
話題にすらなっていないようです…

アラーダイスは無罪
不正報酬疑惑について、ボルトンのサム・アラーダイスは無罪ということになったそうです。