川の果ての更に果てに

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2024.04.20 -

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今日、久々に帰省しておりましてしばらく訪問とかmixiの方は疎かになりそうです。別に付き合いが悪くなったわけではありませんので、しばらくの間ご容赦くださいませ。

で、新幹線で移動中のお友にＷＳＤを買って、幕末藩主の通知表と一緒に読んでいました。どういう取り合わせやねんという突っ込みは却下です。で、ＷＳＤの相変わらずのビッグクラブの理想形な特集を生暖かい目で見ていたのですが、たまたまというかサイモン・クーパーのコラムがありました。サイモン・クーパーを私のブログであげたことはありませんが、もちろん、この人の名前自体は知っています。
その短いコラムを読んだだけなのですが、言葉としては悪いのですが、それだけで何というか「う～む、海外の人と日本のサッカーコラムニストはやっぱり書いていることが違うなぁ」という気がしました。それこそ、前回の某スペインマニアの作家とかと比較すると同じコラムニストでもかなりの差があるなと思ったわけで、どうせならサッカー偏差値にそれも入れてくれればよかったのにという気もしたわけです。
で、何が違うのかというのを考えるとサッカーでなくて野球専門家とかその他の競技の人にもそうなのだと思うのですけれど、日本の場合ってどうもスポーツはスポーツとして捉えすぎで社会学とか法律的なこととかそのあたりと照らしてどうなのかという意識を抱いて見ている人があまりいないのかなと。サイモン・クーパーなんかはたかだかＷＳＤみたいな一般向け雑誌のコラムですらあっさりアデナウアーあたりの話を出し手いるわけですが、こういうことをできる日本のスポーツジャーナリストってあんまりいないのではないでしょうか。日本のコラムニストの本とかは情報源としてはともかく、処世訓みたいなものは含まれていないわけで、そのあたりに限界とかあるのかもしれないと。

私なんかはネタ的にやる観点から社会学とか歴史とかそのあたり含めたりしてやりますけれど、そういうのからすると、ちょっと物足りなさを感じたりするわけで、そのあたりがNumberを必ずしもいいと思えなくなったり、サッカーあたりの話も一流コラムニストを頼るより自前で調べる方が面白いと思った理由かもしれないと、まあそういう気がしたわけです。

まあ、ただ、そう考えるとひょっとするとサイモン・クーパーとかブライアン・グランビル氏なんかは実はネタを愛する人だったのかもしれない。
とか書いたら海外サッカーファンに袋叩きとか食らうでしょうか（笑）。

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サイモン・クーパーのコラムで気づいたこと

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