川の果ての更に果てに

エル・クラシコ
白組レアル・マドリーが赤（と青）組バルセロナ相手に２－０で勝ったそうです。
開始早々にラウールが、後半の早い時間帯にもファン・ニステルローイが追加点をあげ、守ってもセルヒオ・ラモスがきっちりとロナウジーニョを見て、中央はカンナバーロとエルゲラが良くやっていたそうで。まあ、エトーがいればまた違った話になっていたのかもしれませんけれどね。後半11分にデコout、ジュリーinというイマイチ分からない交替がありますが、これは交替として適当だったのでしょうか？
何といってもディアッラとエメルソンがガッチリと中盤を押さえている華も実もない実利のみのサッカーなわけですが、そんな不満の残るサッカーで宿敵相手の久々の勝利。マドリディスタがどういう反応を示したのかは分かりません。それが見られなかったのは残念です。
そういえばベッカムが不満を漏らしているなんて話もありますけれど、現時点では競技面では「勝手にすれば」というところかもしれませんね。
バルサはチェルシー、レアル・マドリーと強豪相手に連敗で、久しぶりに試練がやってきたという感じですね。

リヴァプールも試練
まぁ、勝てる見込みは少ないだろうと思いましたが、ユナイテッドにサクッと一蹴されてしまいました。
まずギグスがフィナンの股下クロスをスコールズがレイナより一歩前に詰めて先制点。ＤＦが２人ほどボーッと立っているのにゴールエリア前まで走るスコールズが完全なドフリー…レイナも去年に比べると思い切りが足りないですね。
２点目はコーナーキックの跳ね返りを左サイドのギグスが拾ってＤＦをかわして右足でクロス。中でワンヘッドあった後、ファーにいたファーディナントが右足で巧みにトラップして左足でボレー。これはファーディナントが巧かったといえばそうなんですけれど、その一つ前のクリアがもう少し大きければ…
攻撃で良かったのはカイトがフリーでヘッドを外したシーンくらい。シュートこそ打っていたものの、ただ打っていたという程度で。個人としてよかったのも攻撃面でゴンザレスくらいですかね（何故か途中で替えられてしまったのは守備面が気にいらなかったのか、怪我でもしたのか、あるいはベニテスが血迷ったのか…）。
シャビ・アロンソもジェラードも全然元気がなく、前者はミスの連発で交替させられ、後者はイライラしながらフラフラしていたような印象です。
そうそう、ユナイテッドにはロナウドがいませんでした。
ＣＬでは結果を残していると言っても…

ミランも試練
ホームでパレルモに０－２だそうで。
だからスアソを取っていれば。といっても、カリアリもここ３試合ドローで最近は０－０が２試合続いていますが。
スアソも２点しか取っていませんし。それでも、ジラルディーノの∞倍ということになるわけですが(笑)

インテルがドローでローマもしくじったので、パレルモが再び首位に返り咲きました。

リヨンは悠々
ベロドロームでマルセイユを１－４で粉砕しました。
最近ではシェルストレームがチアーゴに優先して使われるようになった印象で頼もしいところです。
スペイン戦でゴールを決めたトゥールーズのヨアン・エルマンダーが遂にリーグ・アン初ゴールをゲットしました。チームも好調で４位をキープしています。