川の果ての更に果てに

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2024.12.27 -

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メキシコ相手に２－０
ワールドカップ・プレーオフ。国立での第一戦です。観衆は10000ちょっととやや寂しいですが…
国歌斉唱は両国ともテノール歌手っぽい人の独唱。さすがに巧いです。男子の試合が何かへたれに見えるのは最初の国歌斉唱をへたれに歌わせているからなのではって気がしてきたり…
メキシコ国歌を歌ったのも日本の歌手でしたが、選手も歌手も例のポーズ（言葉で説明するのが難しいですがアイーンの手を胸の前に合わせるポーズ、というのが一番分かり易い？）です。ユニフォーム姿でやるとカッコいいですが、ドレスでやられると何か違和感も感じます。国歌斉唱の時のポーズに対してあれこれ批評するのは失礼な話でありますが。

日本のフォーメーションは中盤が流動的だったのでよく分かりませんがおそらくこんな感じ。

荒川（→永里）　　　　大野

宮間　　　　　澤

宮本（→柳田）　　　　　酒井

宇津木　　　岩清水　　　磯崎　　近賀

福元

ちなみにＤＦの選手が思い出せなかったので（メモくらいしておけって話ですが）、ＪＦＡのサイトで確認したところ、ＤＦは分かったのですが、選手が10人しかいません（大野の記載がない）。日本は最初から10人で戦っていたのでしょうか（笑）
開始直後から積極的にプレスをかけ、右サイドの近賀がしきりに相手を脅かしております。
対するメキシコ（メモしていないので若干間違いがあるかも）
ＧＫ：Ｓ・ペレス　ＤＦ：Ｅ・ゴメス、カスティージョ、サウセド、サンドバル　ＭＦ：ゴンザレス、ウォルビス、Ｅ・ペレス、ベルガーラ　ＦＷ：ドミンゲス、ロペス
４－４－２でこちらはフラットか逆台形の形ですが、サイドの選手がもう一つ速さに欠けるのであまりサイド攻撃には怖さがありません。基本的に９番のドミンゲス狙ってボンボン蹴り込む形で、これはしっかりと対処できております。
それでも最初のビッグチャンスはメキシコ。日本ＤＦのクリアミスを拾ったロペスのスルーパスに抜けたドミンゲスがＧＫと１対１に。が、福元が辛うじてこれをセーブ。
これをしのいだ後はまた日本ペースに。で、前半40分に宮間のパスから左サイド深くまで走った宇津木がセンタリング、二列目から入ってきた澤のヘッドで見事に先制。女子の試合を見ることって滅多にないので、よく分からないですが、澤は頭一つ大きい選手にもヘッドで勝ったりと実は高い？

後半、メキシコは選手を二名交代。サイドハーフなのにＣＢ並に大きくてＣＢ相応のスピード（要は遅い）で、なのにヘッドで澤に負けたりと散々だったゴンザレスに替えてオカンボを。近賀の対応に追われるだけだったペレスに替えてレイバを投入。オカンボが早速左サイドを切り裂くなど10分くらいまでメキシコ攻勢であります。
日本はこれに対して攻撃面で起点になっていた宮本を下げて柳田を投入。この交替がうまくいってチームが落ち着きを見せてくると、またサイド攻撃が機能しはじめてきました。
が、良くなってくると後ろがミスをするのはいけません。ロングクロスに反応したドミンゲスに対して中途半端に前に出た福元、ここを頭越しにループを狙われてしまい…バーに当たって助かりましたが。
20分を経過すると疲れてきたメキシコが頻繁にミスをするようになり、左サイドからのクロスに二列目から入ってきた宮間がドフリーでヘッド。決定的な２点目が入りました。
その後は澤が左からのクロスに豪快なダイレクトボレーをバーにぶつけたり、永里が二回ほど決定機を外しましたが、２－０で終了。

終盤の攻めでもう１点取れれば完璧だったでしょうけれど、まあまあいい試合だったのではないでしょうか。
次はメキシコでの試合となるわけですが、ドミンゲスにだけ注意しておけば何とかなるような気はします。逆に万一やられるとすればドミンゲスということになるでしょう。あとは途中から出てきたオカンボくらいですかね。メキシコのサイドの選手は総じてスピードもテクニックも微妙なレベル（元々そんな感じなのか不調なのかは分かりません）でしたが、彼女はとりあえず速そうでしたので。

高原、10点目
チームは２－０から追いつかれてしまったそうで、もっと決めろってことですかね。
一時期決められない時期がありましたが、ここにきてまた好調になってきたようで何より。自分が15点以上取れば残留くらいの責任感とかもってプレーしてほしいものです。実際そんな感じになってきましたし…

アンリ、今シーズン絶望
股関節と腹筋の状態が思わしくないのだそうで。
ＣＬ出場権もガッチリキープできているわけでもないですし、ガナーズはヤバいですね。競った試合には弱い選手が多いので、華やかだけど中身のないサッカーを繰り返してズルズル後退なんてなりそな気がします。

ワンチョペ、暖かくなるまでスロー調整
ひょっとしてササ・サルセードの方がまだ使えたのでは…

Comment(4) TrackBack() ▲ENTRY-TOP

Comment

無題 - がちゃ

2007.03.10 Sat 18:02 URL [ EDIT ]

ドレスでアイーン…ちょっと想像してみました。
ちょっと笑いました。
メキシコの皆さんゴメンナサイ(笑)。

フットサルでハイボールが来ると問答無用でよける私としては、ヘッドで決められることがすでにすばらしいです。
(･∀･)

無題 - フォルテ

2007.03.10 Sat 18:39 URL [ EDIT ]

ドミンゲス、やるみたいですねぇ。映像で観てないので「みたい」としか･･･。
大谷はいなかったけど、大野はいましたよね、確か･･･!（笑）
メキシコの選手は途中出場のFW選手に15歳の選手がいましたが、どうでしたか？
身長が151cmと小柄なので、元気にかき回してるのかなぁ、と想像してましたが、ラジオ実況では名前があんまり出てきませんでした。アイーン。

＞がちゃ様 - 川の果て

2007.03.10 Sat 19:24 URL [ EDIT ]

歌手の人はおまけにマイクに向けて顔を前に突き出していたのでポーズとしてはかなり微妙な感じでした。選手が並んでやっているのは男子同様非常に様になっていていいのですが。

私も速いボールとか来ると逃げたくなりそうです（笑）。

＞フォルテ様 - 川の果て

2007.03.10 Sat 19:27 URL [ EDIT ]

最後に出てきたコリーン（？）選手は15歳だったんですね。ただ、正直ほとんど印象に残っていないです。
直後にメキシコの選手が負傷退場して交替枠を使い切っていたので10人になってしまったというのも不運だったとは思いますが。

ドミンゲスは怖い存在でした。でも、正直この試合に関しては彼女だけでした。

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