川の果ての更に果てに

アビスパ福岡　１　－　１　ヴィッセル神戸
（福岡）布部　（神戸）近藤
アウェーゴールで決まってしまいましたね～。左からのクロスのこぼれ球を思い切り蹴り込んだ近藤の大胆さがチームにとっての最高の結果と、ついでに残り30分の白熱した攻防を呼び込んでくれました。
というか中立的に見ている分にはゴールがなければどうなったんだろうという気も。前半はやっぱりどちらも自重した展開で下手すると０－０でＰＫ戦まで行くかもとか思ってしまいましたし。
福岡は失点後に目が覚めたように猛攻。特に古賀が再三いいクロスをあげていました。神戸は自陣に釘付け…というか守りきりたい一心になったかのよう。そんな状況でついにＣＫから布部が同点ゴールをあげたときにはここから逆転もありかと思いましたが、神戸のＧＫ萩やＤＦのクリアなどもあって勝ち越しゴールは許さず。何とか１－１で逃げ切りました。

ヴィッセルの松田監督は去年のアビスパに続いて２年連続で昇格させるというちょっと変わった記録を達成。これで「昇格請負人」みたいな形で別のチームから誘いを受けるなんてこともあるかもしれませんね。
三浦アツは他から誘いがある中敢えてヴィッセルに残って昇格を達成。株を上げました。三木谷さんは何とか１年でスタートラインまで戻してきましたが、それゆえに今後が問われますね(笑)
福岡はホームで最悪の結果になってしまいました。第一戦でアウェーゴールルールであることを知らない選手達がいたという話がありますが、本当にそうだったとすれば悔やんでも悔やみきれませんね。選手の出入りについては降格してもあまりなさそうな気がしますが、Ｊ２でまた頑張ってほしいものです。


天皇杯は磐田、鹿島、横浜Ｍ、清水、Ｇ大阪、甲府、札幌が勝ち上がったそう。磐田はシュート一本で１－０で勝つという素晴らしい省エネサッカーをやったのだとか。名古屋はやっぱり鹿島スタジアムでの呪いが…
札幌はＰＫ戦の末に新潟に勝ってこれでＪ１に連勝。次は川崎に快勝した甲府ですが、どこまでやれるでしょうか。逆に甲府がどこまでＪ１のチームになれたかというのも興味深いですね。

敗戦の福岡は16日に浦和と５回戦が。気分を切り替えることができますかね。