川の果ての更に果てに

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2024.04.29 -

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大阪学芸高校…学芸大付属はそこそこ良かったような気がしますが、こちらは初耳です。
その高校が何ともビックリなことをしていたのだそうで。

「７３人合格」実は受験生１人、大阪の私立高が実績水増し（読売新聞）

ま、合格者の水増しなんてのはどこでもやっていることであって、有力予備校の東大合格者を全部足すと倍以上になってしまうなんてのはよくありがちです。実際のところは模試を一回受けただけ、もっと具体的に言うと個人情報を保持していれば自分のところ所属みたいな感じで扱われるみたいですし。これはまあ予備校だけではなくて司法試験や公認会計士試験などの資格試験でも同じことが言えるわけですけれど。
高校の場合はさすがに所属していない生徒の実績を入れるわけにはいかないでしょうけれど、それでも私立あたりでは合格数を全部カウントしているのが普通で実際私も多少ながら貢献したはずであります（笑）　現在では高校が奨励金など出しているというのは初耳でしたが、まあ、いかにも少子化時代という話を感じないでもないですね。

73の合格の内訳を見ていると、68がセンター試験の結果だけでの合格だったのだそうで、関関同立だけでそれだけの数をセンター試験の成績だけで受けられるのかとある意味驚きも。ま、昔から色々な試験形式を作っていた立命が多いのではと思いますが（笑）
関東まで派遣していれば３桁を超えたりしたのかも。

で、個人的には今まで水増しが普通に行われていたわけで、そんな中で今回の学芸高校は試験制度を調べつくして実績をあげたということで、結局程度問題であって、今回の件だけ批判していても仕方ないような気もします。
このあたりはとにかく学生が欲しいということで、色々な受験システムを作る大学側にも問題があるわけですしね。複数受験が認められる以上はこういうことが起きうるものであり、学生も安易に数字だけで決めるべきではないということなのでは。

で、本人は結局どこの大学に行ったのでしょうか？　というのが気になりますが、そのあたりは個人情報保護の壁で阻まれそうです（笑）。

追記：センター試験だけでどれだけの受験ができるのか、軽くチェックしてみました。厳密に調べたわけではありませんので微妙に違うかもしれませんが、その点はご了承ください。大体の目安くらいで。
関西大学 → 前期で14学部受験可能。後期日程で５学部。19回。
関西学院大学 → １月、３月で何と９学部で58もの受験が可能。学部内での学科別に併願可能なのが大きいです。
同志社大学 → おそらく９学部９回。関学と違って学部内での学科併願不可ということで大分減ります。
立命館大学 → 59か118。学科内併願可能なのでかなり稼げます（笑）　前期後期の併願についてはよく分かりませんが、不可なら59、可能なら118ということになるのではないかと。
とりあえず１人で100回合格することも不可能ではないようです。

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Comment

お金は負担だが体は負担ナシ？ - 時評親爺

2007.07.21 Sat 18:34 URL [ EDIT ]

お夕方にございます（そろそろ腹減り汗）。

ん～、不肖の財布は７０も受験させるほど余裕が無かったのでナンでございますが（ぼんびー汗）、がっこが１４３万円も負担するとは、こらまた太っ腹にございます（親爺にも欲しかった汗）。

そもそもセンター試験単独選抜ですと、２次試験がありまへんから、出願期日内であれば、体はどこにあっても挑戦可能であり、そこらへんを突いた方法かな？と憶測する親爺めにございます（憶測汗）。

これが一般入試ですと、期日日程がございますから、体はひとつで入試日が重なりますと、無理なところではございます（いそがし？汗）。そもそも一般受験にしろ、５日６日続くだけで大変なストレスでありましょう（ストレス吹き出物はだれかさんの汗）。

そゆことで晩まんまにございます。

＞時評親爺様 - 川の果て

2007.07.21 Sat 19:09 URL [ EDIT ]

正直便利な時代になったな～という気がします。
一歩も動かなくていいうえに学校が負担してくれるいうのは。

ただ、将来的にこんな行く気もないけれど、とりあえず受けてみたみたいな荒しが上位を席巻したら学校的にはどうなるんだろうかという気もしないではないです。

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