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2011年は勝てるのだろうか…?
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ということで、この前提起した真田隊がうっかり家康を戦死させてしまった場合、戦国はどうなるのかというもの。
ここでポイントとなるのはコメントにもありましたように秀忠さんの生死。
仮に秀忠が生きていた場合…、どの道秀忠にその場の戦局を打開することは不可能ということで(笑)局地的には大阪夏の陣は豊臣方勝利となります。が、所詮籠城戦での勝利にすぎず、牢人連中が幅を利かせるようになると徳川方の元豊臣組が復帰しづらいという状況があり、政治力で丸め込まれそうです。
となると、結局より年月はかかるかもしれませんが、じわじわと大阪方が締め落とされるという可能性が強いのではないかな~という気がします。やはり真田信繁(幸村)は夏の陣で戦死してこそ美しい、となるのかも。
しかしながら、家康とともに本陣にいたらしい秀忠が家康をさしおいて逃げ切れるかというと微妙だったりします。なので、ここは景気よく秀忠も倒してもらいましょう。
となると、本陣壊滅。徳川方は統制が取れずに総崩れとなりそうです。
この場合でも、今山の戦いあたりと似ていて、それ一発で戦局を覆せるかというとそれは微妙なところがありますが、社長と会長のいなくなった徳川家が混乱することは目に見えています。
順番的には忠輝ということになりそうですが、こやつは徳川家では結構嫌われ者だったらしく場合によっては内紛が起こりそうです。伊達政宗が忠輝を擁立した場合には本多さんとかは失脚することになりそうで弱りそうですな。それで東北とかで混乱が生じたりした場合には、ややこしいことになりそう。
とはいえ、それにつけ込むべき豊臣方が固まるかというとこれまた微妙ですかね。
上に書いたように、豊臣方は所詮牢人衆ですから彼らがあんまり偉くなると、他がやりにくくなるというのがあります。現実的には夏の陣でも親秀頼だったらしい毛利輝元を抱き込んで、彼が一番上に立つということになるのでしょうけれど、それはそれで真田はやはり立場がないということになりそうです。おそらくは牢人衆の中では長宗我部盛親あたりはかなり復活するでしょうけれど、真田は元が3万8千だったらしいのでいくら第一の殊勲だといっても豊臣政権の重しとなれるかというとそれは厳しそうです。ヤケっぱちの真田の強さはともかく、そうでない時の信繁氏の能力は全く未知数なのでいい方にブレれば才気ありすぎて冷遇され、悪い方にブレれば目も当てられないことになりそうです(笑)
あとは西国を中心に豊臣方がどこまで勢力圏を回復できるかですが、夏の陣の時に京都にいたのは上杉景勝、直江兼続主従らしく、この二人はおそらく豊臣方に抵抗しそうで、結構難航しそうです。時流を読めないこのコンビは嫌ですね(笑)
他、キーになりそうなのは加賀の前田利常でしょうか。こいつがどちらにつくかで北陸はもちろん畿内情勢も大きく変わってきそうです。おそらく独立勢力となるだろう島津と共に第四勢力になってしまうなんて可能性も?
そしてコメントにありました藤堂高虎ですが、津野親忠との絡みがあるので盛親復権は受け入れ難いでしょうからどちらかというと東軍よりのままでいそうな気はします。利常と組んで第四勢力に、なんてことになれば面白そうですが、高虎の考えることは私ごときには到底読めません。
結局、東北はおおまか徳川方も伊達、反伊達あたりで揉めることになりそう。
関東は内輪揉めはあっても、ひとまず徳川新将軍のしたでおさまりそう。
中部・東海もおそらく大体は従いそう。
北陸は前田利常の動向によって左右されそう。
畿内西部は豊臣が影響力を行使しそう。東部は前田利常と藤堂高虎がどう動くかで変わりそう。
西国は毛利が復権するので豊臣寄り。四国も長宗我部復権で当然豊臣寄りです。
九州北部は西国・四国の影響を受けそうな印象で、徳川方が東から支援を受けるという形になったりするかも。島津は独立独歩でしょうか。
結論としては家康、秀忠が戦死した場合東西分裂傾向がはっきりしつつも、一部南北朝に近い形になって推移するということになりそうな気がします。
その状態が19世紀まで続いて、イタリアとかドイツみたいに無理無理統一ということになるのでしょうか。誰が主役になるのかはさっぱり分かりませぬけれども。