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- 2008.08.13 議論テーマ:五輪に野球を残すには
- 2008.08.12 議論テーマ:移籍
- 2008.08.02 議論テーマ:批判記事
- 2008.07.30 議論テーマ:決着
- 2008.07.25 オフシーズンシミュレート企画?近畿対関東
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リルシア「さて、今日から今回で打ち切りという野球が始まるわ」
ネミリー「始まりますね」
リルシア「で、一応あたしは野球好きという設定なのだけど」
ネミリー「管理人があまり野球を取り上げてないのでいい加減忘れ去られてるでしょうね」
リルシア「というわけで、五輪に野球を残すためにはどんな方法があるかしらね」
ネミリー「それはもちろん、手段は問わず…ということですか?」
リルシア「イ…、イエス」
ネミリー「まあ、不穏当な手段はいくらでも考えられますが」
リルシア「ゴクリ」
ネミリー「国際問題になりかねないのでやめておきましょう…」
リルシア(何を考えてたんだ?)
ネミリー「それ以外の手で一番手っ取り早いのはオランダに金メダルを与えることでしょう」
リルシア「オ、オランダに? 東京に五輪を呼んでくるっていうのじゃなくて?」
ネミリー「はい。そもそも北京からロンドンを挟んで東京というのは厳しいので、仮に呼べたとしても譲歩を迫られることは間違いありません。少なくとも前回廃止したばかりの野球を復活させる、というような委員のメンツを潰すような我がままを通せるような立場にはなれないと思います。となると、それ以外のルートでの存続方法を探るしかないわけですが、例えば今回日本、韓国、台湾、キューバあたりの元々存続派の国がメダルを分け合って内輪で喜んでいたとしても、大半を占める反対派の国にはどーでもいいことです」
リルシア「んまあ、確かに」
ネミリー「アメリカも諸々の件がありますのでどっちでもいいという立場ですから期待できません。中国もそうでしょう。しかし、オランダが金メダルを獲得すれば話は違います。どの国だって自国が金メダルを、それも奇跡的に獲得した競技をほいほいと捨てたくはないはずですから、大躍進を遂げたことでオランダが存続派に回ってくれる可能性が大いにでてきます。全然関心のない競技でも日本人が金メダルを取れそうとなると見る人も多いわけで、オランダ人は日本ほど五輪好きではないにしても、勝てそうな競技なら見る人も増えます。必然、オランダ国民が野球に関心をもつ可能性も出てくるでしょう。そしてここが重要なのですが、オランダ人は欧州でも指折りの頭のいい人達なので、彼らが野球に関心をもてば交渉において大いに頼りになります。フランス人なら近隣諸国には煙たがられますが、オランダ人はあまり煙たがられません。欧州における橋頭堡として今回オランダを獲得できる可能性があるというのは野球にとって大変有難い話です。そしてもっと重要な話ですが、オランダはサッカーでは勝てないので、野球で勝てると分かるとオランダ人の少年達が野球をやるようになる可能性もでてきます」
リルシア「何かギャンブルにのめりこませて破滅させるようなやり方だけど、欧州の普通の人達に関心を持たせるってのは重要かもね。しかし、オランダが突然優勝したら公正さが疑われかねないんじゃない?」
ネミリー「そこはまあ、奇跡的な勝利を演出してもらうということで」
リルシア「ま、確かに集中打とかの劇的性は野球の魅力だからねぇ。そのあたりの勝つ喜びを与えるというのは大切かもね」
ネミリー「競技百年の計、として今回はオランダに躍進してもらう、というのが野球を五輪に残す一番可能性のある方法だろうと思われます」
リルシア「でも台湾に5-0で負けてるし」
ネミリー「目先の利益だけに捉われて、大きな戦局が見えないってのは悲しいことです」PR
リルシア「野球のトレード期限は終わったけど、サッカーは移籍真っ盛りね」
ネミリー「今季はあまり移籍が活発ではないですけれど」
リルシア「ただ、今回の本論は球技ではなくて、どっちかというと格闘技の移籍についてなんだけどね」
ネミリー「亀田ジムの設立が承認されて、国内での試合がまたOKになりました」
リルシア「これでさすがに内藤戦も実現するということになるかしらねぇ。でも、そもそもジムに所属してなければ試合ができないっていうの自体が考えようによってはおかしいのよね。海外ではトレーナーと個人契約交わして練習しているケースの方が多いわけだから」
ネミリー「駆け出しの選手にとっては試合まで面倒見てくれるジム選手の制度はいいものですけれど、ある程度強くなったりチャンピオンとなった選手にとってはどっちかというと弊害の方が多いかもしれないですよね。感情的な諍いで干されたりするケースとかは普通にあるわけですし」
リルシア「強いところになればなる程そういう傾向があるわよね。協栄は亀田の件では一応善玉になってるけどさ、亀田みたいに強行突破できるくらいの知名度と資力があれば別として、そうでない選手に協栄が同じことやったら事実上ボクサーとしての破門宣言でしょ。で、あそこなら普通にそういうのやってるだろうし。代わりはいくらでもいるくらいの考えだろうからさ」
ネミリー「もちろん移籍すれば別ですけれど、移籍は三者合意がないとダメですしね。調停といっても、JBCとかは頼りにならないですし」
リルシア「結局長谷川もそれで一時期試合できなかったみたいだしね。あのクラスのチャンピオンがボクシング以外のしがらみで試合できないなんてなったらむしろボクシング界の損失でしょ」
ネミリー「有望な選手だと、ジムが獲得などで先行投資している結果、回収のことを考えるばかりに温室栽培になるなんて傾向もあります。メリットはあるにしても、既得権にしがみついて選手の自由化や健全な強化の妨げになっている現状がかえってボクシングをダメにしていると考えることはできるかもしれませんね」
リルシア「それでもボクシングは当事者達が了解すれば移籍自体はできるから最低限の救いはあるかしらね。相撲にいたっては移籍そのものがタブーだもの」
ネミリー「相撲が神事かどうかというのも色々意見があるところですけど、相撲の意義をどれだけ重んじたとしても別に移籍したらいけないと決め付ける必要はないですよね」
リルシア「最近では大学生の加入が多いけれど、部屋に入るのを決めるのは15歳くらいでしょ。その年齢でどの部屋が自分にとっていいのかなんて客観的に考えるのは不可能じゃない」
ネミリー「仮に条件が合っているように見えたとしても、相性が合わないとかそういうのもありうるわけですしね。やりなおす手立てもないまま引退するまで相性の合わないところで素質を使い潰すなんて考えるとゾッとなる話です」
リルシア「まあ、相性は…別にないのかもしれないけどね。いじめで死なせたらともかくとして、使い潰しても誰も文句を言わないわけだから何も考えずに同じような稽古させるだけってのはどの部屋も共通みたいだし」
ネミリー「移籍を認めれば、部屋が危機感をもってきちんとしたトレーニングを考えるかもしれません。ただ、移籍を認めることで力士を甘やかすことになるのでは、という危険性はあるかも」
リルシア「どの道朝青龍みたいな聞かん坊だっているじゃん。それに部屋を替えられるからって甘えるようなのはどの道ダメでしょ。球技は集団競技だから多少甘えても許される部分もあるけど、相撲は個人競技なんだから自分が強くならないとどうにもならないだし」
ネミリー「ただ、それぞれの部屋は一応独立しているとはいえ、高砂一門とか色々な縁故縁があるので移籍を認めたとしても、色々難しい話がありそうなので大変そうですけれど」
リルシア「まあね。そのあたり調べてると相撲部屋って神事の団体っていうより、仁侠団体なんじゃないかって気もしてくるけどさ」
ネミリー「元々奉納相撲とかも祭りとかイベントとして行われていわけですから、ある意味縁日のテキ屋とかと起源は共通しているわけですよね」
リルシア「相撲は神事、テキ屋は神農道…そうか、そうだったのか」
ネミリー「ただ、テキ屋は一応移籍可ではありますけれど」
ネミリー「エディス、何度言ったら分かるのよ!」
エディス「分かってないのはネミリーの方でしょ!」
ネミリー「大体エディスはいつもいつも考えが甘すぎるの! いつもいつも…」
エディス「それを言ったら、ネミリーは一人で先走りして考え過ぎ! 共同作業ってのをもう少し…」
リルシア「珍しいわね。あの二人が喧嘩とは…」
ルビア「互いの性格に対する批判が飛びあってるわね」
リルシア「止めた方がいいかしら?」
ルビア「そのうち疲れるかお腹が空くかしてやめるでしょ」
リルシア「冷たいわねぇ」
ルビア「あたしスーパードライだから」
リルシア「ということで、今回の議論テーマは批判記事。まあ、何につけても批判精神というものは大切よね」
ルビア「迎合するだけなら猿やハムスターはもちろん、金魚のフンでもできるしね」
リルシア「…しかし、批判は大切でも、行き過ぎるとさすがに問題。中傷とか違法行為にまで行くのはもちろんナンセンスだけど、そうでなくとも感情的過ぎたりするのは正しい姿勢ではないかもしれないわよね。あまりに一方的だと読んでいていい気分はしないかもしれない。喧嘩とかなるかもしれないし」
ルビア「…仕方ないわ。おそらく99%の人間には予知能力がないんだし。先のことは分からないわけだし、予測するだけの力も大半の人間にはない。となると過去のことをウダウダ言うのは宿命なのだもの」
リルシア「…あんたとだと本当やりにくいわね」
ルビア「そう? じゃ、進めるわ。あたしは批判というものにはおおまかに二つの分類があると思うのよね。更に片方はそこから二つくらいに分かれるのではないかと思うけど」
リルシア「ほほう、それは?」
ルビア「つまりこういうこと。
1.関心あるから批判するタイプ
2.関心ないけど批判だけするタイプ
関心がある、というのは例えばバルセロナなり浦和レッズなりが好きだから批判するというのもあるし、逆にアンチ巨人が巨人を批判するみたいに嫌いだから批判するというのもある。ま、いずれにしても批判する対象に対して強い関心をもつから批判するタイプね。
関心はないけど批判するのは、まああまりいないとは思うけど、例えばスポーツ紙のコラムとかでネタがなくなったとか、週刊誌とかでネタがなくなったとかだとよくありがちね。あまり意味のない記事とかが多いのだけど、何せ多くの人が読むし、コラムとか抱えるのは結構な著名人であることが多いから、本人の意図以上に反響とか呼んだりすることも多い」
リルシア「関心もないのに批判するなとは思うけどねぇ。まあ、最近色々メディアが増えたから、どうしても仕方ない部分があるんだろうけれどさ」
ルビア「で、1については別に感情的でもいいんじゃないの、という気がするわ。どんなスポーツにしろ、それらが面白いのはパッションによる部分もあるわけでしょ。パッションを取り除いたら、味気ないものになってしまうじゃない」
リルシア「なるほど、確かに感情的というのもパッションだ。選手がレッドカードをもらっちゃうみたいに、サポーターとかもレッドカードになるような情熱のほとばしりがあっていいと」
ルビア「だからバカヤローとか、監督辞めろーとか4文字言葉があってもそれはそれで別に仕方ないんじゃないかとは思う。無論個々の意見に賛同するしないは受け取る側の自由だけど、意見の発言のありかた自体を問題にして、正しい観戦作法とか記事の作法とかお行儀まで説き出すと、それはブログとかネットがある意味を埋没させてしまいかねない」
リルシア「ふむふむ」
ルビア「無論、それが単なる誹謗中傷までいくと別だけど」
リルシア「あ、そういえばこのブログにベルマーレの観戦記とかがないのは…」
ルビア「下手すると公開禁止処分・アクセス禁止処分を受けるかもしれないからかもね」
リルシア「しれっと言うなよ。2については? 動機が不純だからあまり見たくないとか?」
ルビア「必ずしもそういうことはないわね。そもそもが関心もないことだから構成に無理が生じたりして文章そのものがつまらないケースが多いけど、無理が生じた結果、馬鹿を見るようなことを書いたりしているから、そういうのを見るのはそれはそれで楽しいわよ」
リルシア「い、嫌な性格だ…」
ルビア「まあ、関心がないからぶった斬るだけの批判とかもあるけどね。そこまでして批判したい理由が分からないけど、それだけ世間様の関心に飢えているということなのかしら…」
リルシア「結局、あんたとしては、感情的な批判というのもそれもスポーツの要素だからそれは仕方なしってことになるわけね」
ルビア「ま、そういうこと。感情的な批判に反発心を抱くのも、結局感情的になってるわけだしね。結局卵が先か鶏が先かという世界になってくるかもよ。あんたはどうなの?」
リルシア「まあ、表現の仕方自体は人それぞれだからね。それに感情的でなければいいってものでもないだろうし。『中村憲剛はダメだ、使えん奴だ』って書くよりも、アナザーナカムラ・ケンゴなんて変える方がより問題だって見方もあるだろうしね」
ルビア「ヒマラヤソータとかロベルト越前なんかはある意味馬鹿にしてんのかって受け取られても仕方ないだろうしね」
ネミリー「つまり表現は難しいってことですね」
リルシア「お、喧嘩してたんじゃないの?」
エディス「喧嘩? 誰と?」
ルビア「あんた達」
ネミリー「ああ、あれは単に要求のし合いをしていただけです。選手達がパスをこう出せ、とか言い合っているようなもの」
エディス「そうそう、エビフライを先に食べるか後に食べるかとかでしょっちゅうやってることだから」
ネミリー「批判なんてのもそんなものです。結局何が正しくて何が間違っているか分からないわけですし、先がどうなるかも分からない。まあ、カッカしている暇があれば、いやこれはエビフライを先に食べるか、後から食べるかという問題なのだ、と考えればある程度冷静になれて、相手の意見の本質とか見えてくるわけです」
リルシア「ほとんど出番なかったくせに最後だけ締めないでくれる?」
リルシア「荒野に二人の男が立っていた…」
ネミリー「(法螺貝を吹いている)ブオ~~」
リルシア「一人は一天二流の宮本小次郎、もう一人は岩流の始祖佐々木武蔵…」
ネミリー「(時代劇調のメロディを演奏する)チャララン♪ チャララン♪」
佐々木「でやー!」
宮本「といやー!」
リルシア「二人の戦いはいつ終わるとも知れず続いた…」
ネミリー「チャラランチャチャチャチャチャチャララン♪」
佐々木「はいよー!」
宮本「うりゃあ!」
リルシア「……」
ネミリー「……」
佐々木「どりゃー!」
宮本「よいさー!」
リルシア・ネミリー「ストーップ!」
佐々木・宮本「?」
リルシア「これじゃいつまで経っても終わらないじゃない。放送枠を考えてよ!」
ネミリー「放送枠はありませんが、文字数制限はありますので…」
リルシア「…このままではダメだから、コイントスであんた達の勝敗を決めることにするわ」
二人「ち、ちょっと待てぇぇぇい!」
ネミリー「先輩、二人はそれぞれの道場の看板を背負って戦っているのです。それをコイントスで決めるのはあんまりです。少し前に少林寺が忍術出身者に道場破りされたデマが流れた時に中国の人が大激怒したという話もありますし、コイントスで決めれば私達まで門下生に恨まれかねません」
二人「左様、左様」
ネミリー「なので、ジャンケンで決めましょう。これなら、本人の責任ですから」
二人「それも違ーう!」
リルシア「ということで、宿命のライバルがサシで決着つけているところにいきなり割って入って強制的に勝敗を決める、これ良くない」
ネミリー「しかし、プロスポーツにはエンターテインメント性も求められているわけですから、当事者の都合で延々と続けるわけにもいきません。引き分けでいいのなら、それでOKですけれど、それも許されない場合にはどこかで政策的に勝敗を決める必要が出てきます」
リルシア「しかり」
ネミリー「もっともありふれているのは判定ですけれど、判定は以前に取り扱った記憶があるので今回はパス。それ以外で一番一般的なのはコイントスでしょう。英国系はもちろん、米国スポーツも多少採用されています。ラグビーはもちろんですが、サッカーも昔はコイントスで決めてましたし、NFLでもプレーオフ進出などで10項目以上ある数字が全て並んだ場合、まあそんなことは滅多にないとは思いますけれど、にはコイントスで決まります」
リルシア「しかし、コイントスってのはいかにも他力本願だし、主審が仕組んだりする可能性もあるわよね」
ネミリー「ということでサッカーだとPK戦みたいなのが生まれたんだろうと思います。PK戦は残酷だとかいう声もありますけれど、PK戦がダメならばコイントスで上に行くチームを決めよう、ということになります。これは今時分かりにくいです」
リルシア「アイスホッケーもシュートアウトということで、PKと似てるわよね」
ネミリー「昔の北米サッカーリーグではアイスホッケー式シュートアウトを取り入れて、30mの位置からキッカーがドリブルで突き進んでGKと1対1でやりあうという仕組みだったらしいですね。これは今はないですけれど、何か面白そうなので見てみたいです」
リルシア「バスケットボールは決着がつくまで5分ずつの延長戦が行われるわね。小刻みに延長を続けるというのも割とありがちではあるけれど」
ネミリー「ただ、これでは延々と続く可能性自体は否定できないですから、難しいところです。バスケは派手に点が入るのでそういうことはないのでしょうけれど」
リルシア「そして野球系ではタイブレークなるルールが設けられたというわけね」
ネミリー「競技の性質上、他にやりづらいですからね。あと、短時間で決着をつけうるとすればホームラン競争とかピッチアウトくらいしか考えつかないですし」
リルシア「ピッチアウト?」
ネミリー「PK戦の要領で両チームの全選手がマウンドから一球ずつ投げて、ストライクが何球取れたか争うわけです」
リルシア「それすごく決着つきにくそうなんだけど…」
ネミリー「判定ですごく揉めそうというのもありますかね」
リルシア「ま、それ考えたらタイブレークとかはいいルールかもしれないわね。ただ、どうせなら延長10回からすればいいのにって気もするんだけどね」
ネミリー「え、先輩はご存知ないんですか? 北京五輪では10回裏までやるんですよ」
リルシア「え、嘘?」
ネミリー「共産党の読みと9(きゅう)が似ていて良くないってことで、北京からのお達しで野球は10回までやるということで決まってるんです」
リルシア「その理由はさすがにないだろうけど、中国だけに10回までやるってのは絶対ないと言えないあたりが笑えないわねぇ」
ネミリー「藤川で9回締めたと思ったら、相手チームが普通に守りにつくなんてあったらシュールですね。ちなみに中国の試合では、中国がリードして回を終了することが試合終了の条件になっているようです」
リルシア「うーん、野球にそこまで必死になってメンツをかけるとは思わないけど…」
リルシア「そういえば、あの二人はどうしてる?」
佐々木「…ぬぅぅぅぅ」
宮本「…最初は、グー!」
佐々木「待てい! そう言っておいて、貴様パーを出す気ではないか?」
ネミリー「互いに駆け引きを続けてるみたいですね」
リルシア「兵法家ってのも難しいわね」
初戦大負けしてしまった戦国近畿。
2位以内になるにはこの戦い、どうしても、落とせない(小林清志風に)
| 戦国・近畿 |
戦国・関東 |
|
⑩ ⑨
⑦ ⑪ ⑲ ⑬
⑥ ④ ⑮ ⑯
①
|
⑱
⑨
⑧ ⑪
② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
①
|
| 1.三好長慶 4.藤堂高虎 6.蒲生氏郷 7.島左近 9.下間頼廉 10.雑賀孫市 11.浅井長政 13.足利義輝 15.赤井直正 16.津田算長 19.小西行長 |
1.北条氏政 2.佐竹義宣 3.真壁氏幹 4.長野業正 5.北条氏綱 6.那須資胤 7.里見義堯 8.佐竹義重 9.北条早雲 11.太田道灌 18.北条綱成 |
⑫ 波多野秀治
③ 別所長治
⑧ 細川藤孝
⑭ 木村重成
⑰ 六角義賢
⑱ 杉谷善従坊
⑳ 宮本武蔵 |
⑫ 松田憲秀
⑩ 北条氏康
⑬ 北条氏直
⑭ 太田資正
⑮ 里見義弘
⑯ 北条氏照
⑰ 北条氏邦 |
北条氏康「初戦はいい試合であった(0-0)。あの北信越をシュート5本に押さえたのだからのう(ちなみに関東のシュートは1本。枠内は0)」
成田甲斐姫「はい、それはもう皆様素晴らしい試合ぶりでございました」
黒田官兵衛「関東はやりにくい相手だ」
松永久秀「フフフ、そうでございますな」
黒田「って、おまえ何でいるんだよ。前の試合で東海に寝返ったくせに」
松永「近衛前久様が『その方は美男子ゆえ許すでおじゃる』と申してくださいました。今後は忠節を誓いますのでよしなにお願いします」
黒田「おまえに忠節って言われると何かじんましんが出てくるな…」
松永「それはそうと朗報にございます」
黒田「何だ? こちらは荒木が出場停止で、義賢がケガだ。いい報告などあるのか?」
松永「チーム数があまりないので、3位でも通過の可能性ありとか」
黒田「…まあ、確かに悪い話ではないか」
出場停止者、負傷者のいる近畿はメンバーをいじってきた。下間頼廉が先発に復帰し、ボランチは細川ではなく小西が先発である。
黒田「小西はコーエー系では不当評価を受けているが、頼りにしておるぞ」
小西「お任せあれ」
タレント不足の関東はいい指揮官がいないということから、藤間…もとい氏康がプレーイングマネジャーを務める。ベンチは北条ばかりである。
試合開始。関東は中盤が三人で前も一人しかいないため、近畿が当然ボールを支配する。
足利義輝「ていやー! 将軍のおとおりである。下がれい!」
北条氏綱「うりゃ」
氏綱、激しいショルダーチャージでボールを奪う。
義輝「ひ、久秀でもあるまいに、将軍である余に対しそこまでするか!」
氏綱「いやぁ、僕らって関東公方も倒したし…」
氏康「本家もそんなに尊敬する必要は、ねぇ」
雑賀孫市「いや、しかし。この守りは堅いねぇ。とても普通にサイドを破るとか、ドリブルで突破するとかできそうもないな」
下間頼廉「弱気なことを言うでない。点を取らないと勝ち抜けんのだぞ」
孫市「とりあえず狙撃(FK)でもしたいからファウルが欲しいな」
行長「了解。主審、どうですか。これで」
行長、主審に黄金色の和菓子を提示する。主審、普通の競り合いでファウルを吹き、近畿にFKを与える。
氏康「むむっ、狙撃に適した位置のFK。これはまずいのう」
北条氏政「しっかりと城構えをせい。絶対に落とされんようにするのじゃ」
藤堂高虎「お任せあれ」
黒田「こらー!」
高虎「あ、つい城構えなのでやる気になってしまった」
黒田「あいつもこいつ(久秀)同様信用ならんからのう」
松永「これは中々よい菓子でございますな」
雑賀孫市、FKを放つが高虎が修正した壁に当たり、ゴールならず。
黒田「しかし、関東は全然出てこないな。奴等も初戦引き分けなのだから勝ち点3が欲しいであろうに」
松永「守ることに目を活き活きと輝かせておりますな」
氏康「業正、あっぱれなクリアじゃ!」
甲斐姫「ああ、義堯様のカバーリング、この甲斐、痺れまする」
氏康「佐竹の小坊主。OPTAはしっかり取っておるか?」
岡本禅哲「こ、小坊主って…とりあえず記録は梅津にしっかり取らせてあります」
氏康「それで試合後にきっちり論功行賞をせねばな。関東はゴールやアシストなどの見栄えのある記録だけでは評価せんぞ。む、こらこら、資胤、無理に上がろうとするでない。攻めは綱成とお祖父様に任せておけばよいのじゃ」
早雲「ふふふ、一試合に一度あるかないかのチャンスにかけるのが後北条のやりかただからのぅ」
黒田「ボールが来ないのにあんなに楽しそうにしていられるのも不思議じゃ」
前半、近畿が圧倒的にボールキープするも攻めきれず0-0。
後半も15分まで似たような展開が続く。関東はここまでシュートがない。
氏康「道灌の運動量が落ちてきたのう」
甲斐姫「前半から中盤の守備を義重様と二人でなさってますから、やむなきことかと」
氏康「よし、交代じゃ。道灌に替えて資正を入れよ。義重ももう少しで交替じゃ」
甲斐姫「誰を入れましょう?」
氏康「私自らが出る!」
太田道灌「何、拙者が交代? 嫌じゃ、下がりとうない!」
資正「お祖父様、あまり見苦しいことをされまするな」
道灌「嫌じゃー、嫌じゃー!」
道灌、「当方滅亡!」と叫びながら、第四の主審と資正に連れられて退場。当然、監督と握手もかわさない。
氏康「奴はいい選手だがあれだけが困ったものじゃ」
次いで佐竹義重に代わり北条氏康が入る。
松永「氏康が入りましたな」
黒田「となると、関東は甲斐姫が監督役になるのか?」
松永「…ベンチに残りの北条一族と松田憲秀が集まりましたな」
一同「どうしよう、どうしよう」
黒田「小田原評定を始めだしたぞ」
松永「とりあえず、もう指示は出ないということのようですな」
黒田「この混乱を突いてこちらは仕掛けるか。この時のために取っておいた宮本武蔵を投入じゃ! 不敗の剣客の力、見せてみよ!」
宮本武蔵「おっしゃぁぁぁっ!」
武蔵、足利義輝に代わりやる気満々でピッチに入るが、相変わらず関東の守備にかける人数と意欲は半端ではない。
武蔵「……」
武蔵、浅井長政から受けたパスをそのまま返す。
黒田「こら、そのやる気のないリターンパスは何じゃ! 突破せんかい!」
武蔵「う、うるせえ! 俺は勝てる戦いしかしねえんだ! あんな沢山いる中に突っ込んだらボール取られて負けの記録がついちまうじゃねえか!」
松永「なるほど。敵を知り、己を知れば百戦危うからず。強い敵には仕掛けないことが負けない鉄則」
黒田「チームのためにプレーせんかい!」
長政「…頼りにならないなぁ」
長政、仕方なく左近にボールを渡す。だが、左近も突破できないので苦し紛れのアーリークロスを送る。
真壁氏幹「ほほほ、そんな苦し紛れのクロス…あら?」
氏幹、目測を誤りクロスにかぶる。ボールはその向こうにいた下間頼廉へ。
氏康・甲斐姫「!!?」
下間頼廉「わっ、急にボールが来た!?」
頼廉、慌ててヘディングシュートを打つが勢いなく、
氏政「城は落とさせん!」
氏政のファインセーブに阻まれる。
甲斐姫「交替にございまする! 至急、準備なされませ!」
一同「えっ、誰を誰に?」
甲斐姫「入るのは誰でもようございまするが、氏幹をこれ以上ピッチに置くことは罷りなりませぬ!」
氏幹「うわー、許してくだされー!」
氏幹、泣きながら攻めあがる。氏政のパントキックを最前線の綱成と赤井直正が競り合い、こぼれたボールを拾った早雲が、攻めあがる氏幹にスルーパスを通す。
黒田「ぬおぉっ!? 一対一ではないか」
松永「まさかここでいきなりDFが全速力で攻めあがるとは考えてませんでしたからな」
真壁氏幹、剣豪なので当然一対一には強い。慌てふためく三好長慶を何なくかわしてゴールを決める。
黒田「や、やられた…」
松永「フフフフ」
黒田「だから笑い事じゃねえっつーの!」
松永「ああ失礼。三好が苦しむのはやはり嬉しいもので…」
氏幹「お、お許しくだされー!」
甲斐姫「なりませぬ!」
北条氏照が入り、氏幹は下げられる。下がる氏幹、皆から冷たい視線を浴びていたが…
氏康「氏幹、試合後に1000本クロスじゃ」
氏幹「そ、それだけはご勘弁を!」
氏康「そうか。10000本か」
氏幹「うわーん!」
黒田「くぅぅぅ、点を取られて、更にがっちり守りを固めておる」
松永「選手交代で打開すべきでしょう」
黒田「入れて期待できる奴もあまりおらんがのう…」
黒田、QBKとなってしまった下間に替えて杉谷を、津田を木村重成に替える。
松永「うーむ、全体として秩序がなくなり、バラバラに攻めてます。戦術がなくなってしまいましたな」
黒田「元々あったのかという疑問もあるが」
木村重成、ドリブル突破を仕掛けたところを氏康に止められる。こぼれ球を拾った長政、苦し紛れに中に蹴り込むが、これを長野業正がクリア。
そのクリアボールを何時の間にか中に入っていた蒲生氏郷が拾う。
氏郷「俺は、俺はまだ天下を諦めたわけではないぞー!」
氏郷、果敢な単独突破で佐野資胤、北条氏照をかわす。
北条氏綱「む、いかん!」
氏綱、これを止めようとするが、一歩遅れてしまいファウル。主審がペナルティスポットを指しながら笛を吹く。
黒田「おー! PKだ」
松永「フフフフ。やりましたな」
雑賀孫市、PKを蹴ろうとするが、蒲生氏郷が離れない。
氏郷「これは俺が取ったんだぁ、俺が蹴るんだぁ!」
松永「子供のように離れませんな」
黒田「仕方ない。そのまま蹴らせよう」
氏政「むむむ…」
氏郷、PKを蹴って決める。ほぼ同時に試合終了。
氏康「て、点を取られてしまった…」
甲斐姫「落城にございまする。およよよよ」
業正「うおおおっ! 悔しゅうござる!」
関東、試合終了と同時に全員ピッチにひれ伏し、号泣を開始する。
松永「フフフ、大層悔しいようですな」
黒田「いや、立場的には近畿の方が数倍苦しいんだけど…」
近畿 1(89分蒲生氏郷)
関東 1(71分真壁氏幹)
北信 勝ち点4 得失+1
東海 勝ち点3 得失+5
関東 勝ち点2 得失0
近畿 勝ち点1 得失-6
松永「北信に4点差以上つければ2位以内になれますな。一応自力での突破が残されておりますから、ドイツの時の日本よりはマシです」
黒田「ただ、4点差以上勝ちができないと3位以下が確定だからとりあえず勝って3位の上位狙いが賢いかなぁ」