川の果ての更に果てに

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2025.02.14 -

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ニューストピックスのランキングとか見ていると、大牟田市の家で５人の遺体が発見された話が随分と関心を集めているようであります。何でも「生き返る」と信じて遺体を部屋の中に放置して色々儀式とかしていたりしたとかいうことで、その宗教観がいかがなものかとか色々話題になっているようでありますが。

個人的には「そんな大したことなの？」って気もするんですけれどね。
死者が生き返るかどうかは別としまして、この一家は彼らなりの考えに基づいて遺体をそのままにしていたのであり、別に「憑き物を取り払うために暴行を加えた」とか「神の敵が誰かに憑依したから殺害した」という類のものではないようで、要は誰かに特別害を与えているわけでもないわけで。
彼らの行動というのはせいぜい、死体遺棄とあとは死亡した人の年金を受け取っていた（これはさすがに生き返ると思ったから受け取っていたという言い訳は通じないでしょう）ことに対する犯罪が成立するくらいですが、家族の中で直近に死んだ人が５年前だったということは死体遺棄についてはおそらく公訴時効が成立するのであり立件不可ということになるはずです。
なので、ほとんど事件にもならないようなことを何をそんな大騒ぎするのだろうとも思うのですが。捜査員とか捜査車両も派手に行き来しているらしいですが、再犯を起こすとかそういうのでもないだろうに何でそこまでするのかという気も。もっと他に力を注ぐべき事件があるんじゃないかとも思うんですけれどね。

心情的にもどうなんですかね。
それこそ江原氏みたいなカウンセラー若しくは霊能力者みたいなのがそれなりに受けているわけで、となると霊的存在があると信じる人もいるわけで、江原氏の言い分を信じる人と生き返ると信じた彼らの行いとの間には程度問題の差しか存在しないんじゃないかと思うんですけれど。　

世の中には最初から年金を騙し取る目的で親が死んだことを秘匿していたりする親不孝な奴らも多いわけですが、そういうのよりかはこの一家の方がかなりマシなんじゃないかと思うんですが、何が気に入らないんですかね？
もちろん、彼らの言い分通りに病死とかそういうのならということですけれどね。殺人とか暴行が加えられたりしたのなら、それはもちろん信教の問題では語りきれない部分もあるわけで、問題にすべきですけれど。

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Comment

宗教の本質 - 破壊王子

2007.04.05 Thu 05:40 URL [ EDIT ]

一言で言ってしまえば「狂信」これにつきます。
オウムの時にはっきりしました。当のオウム真理教より、それを批判した側の既存宗教側も例外ではないことが。

＞破壊王子様 - 川の果て

2007.04.05 Thu 11:18 URL [ EDIT ]

確かにそうかもしれませんね。

もちろん、その狂信が信仰ゆえなのか既得権益などに起因するのかなどの細かい違いはあるのかと思いますが。
このあたりは思想にも言えるかもしれませんけれど。

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