川の果ての更に果てに

番犬といっても小型だったのでしょうか。

体長7.1メートルの巨大ヘビが犬11匹を丸飲み、マレーシア（ロイター）
現地紙のトップページ（８時時点では写真付）

アナコンダあたりがカピパラを丸呑みすると１ヶ月くらいは食べなくても平気で、そもそも陸上では動けないくらいに首のあたりが丸々となるそうですが（だから水中にいる）…

写真を見たところ、特に胴体が丸々としているわけでもありませんでした。全体として非常に立派な体格をしておりますが、木の幹くらい…というのもやや大袈裟な気も。とっくの昔に消化してしまった…とまあ、そういうような印象を受けるわけであります。

ま、犬を11匹というと立て続けに丸呑みしたかのような印象にも受け取れますが、そこまで空腹ということもないでしょうし、人間と違って満腹の時に「あの犬はとても美味しそうだから、頑張って食べよう」なんてこともしません。ので、実際には近くに潜んでいて別々の機会に丸呑みしていたのだろうとは思いますが…
それはそれで、果樹園の管理人も「あれ、また犬が少なくなっている。また逃げたのか」くらいに思っていたんでしょうか。
ヘビが捕らえられて野生動物の管理当局者に渡されたあたりからしても、「何てでかいヘビだ」と思われたりはしても、「こいつ、番犬を食いやがって。ふてえ野郎（雌かもしれませんが）だ！」とはならなかったんでしょうね。アミメニシキヘビは美味しいなんてウィキペディアにはありましたが（笑）
餌になってもあまり同情してもらえず食った方は「すごい奴だ」ということで動物園行きあたりになりそう？

番犬も過酷な仕事であります…