選択したカテゴリの記事一覧
- 2025.02.09 [PR]
- 2010.07.25 ボクシング3連戦
- 2010.05.05 1/2王座をめぐる争い
- 2010.04.30 The real
- 2010.04.19 バレロが殺人容疑で逮捕
- 2010.03.28 父親くらいのタフさがあれば勝っていたかも(笑)
×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
たまたまテレビでやっていることに気付いたので、とりあえず見てみましたが、亀田兄弟、井岡ともに勝利。
そういえば長谷川と西岡も神戸ですし、話題になりがちな選手は関西が多いんですかね。
とりあえず3人とも世界戦というわけではないのである程度勝てる相手を選んだというのがあったと思いますが、それなりに収穫はあったというところですかね。大毅は坂田相手に通用するとは思わないですが、色々やっていたのは今後を考えるといいんじゃないですかね。
井岡は攻撃している時にそっちに意識が行き過ぎてるように見えるシーンがちょくちょくあったものの、今日の相手ならこのくらいでいいですかね。もう少し強打の相手が出てきたらどうするかというのがありますが。
興毅は減量失敗の相手に対してボディを狙うという、ある種の定番をきっちり出来たようです。
3人に共通することとして今年中に世界戦をするのならスペクタクルな試合は期待しづらいですが(もちろん大毅と坂田は確定的だが)、味のある試合をしてほしいものです。PR
WBAのフライ級には現在王者の亀田大毅と暫定王者のルイス・コンセプションの二人がいます。
コンセプションの近況は把握していませんが、亀田大毅の方は「アクティヴ」な状態のはずなので、本来ならば統一戦とかあっても良さそうな話ですが、おそらく2つの理由で実現していないようです。
つまりまあ、
1.世界戦を少しでも増やして収入を得たいWBAの意図
2.東洋の狭い世界で盛り上がっているので、世界的な統一ムーブメントを起こしにくい。
というようなところ。
んで、その東洋の正規王者亀田大毅はというと、協栄ジムと喧嘩中で協栄の坂田とはやりたくないと主張し続けておりますが、とりあえず興行権は協栄が落札したとか。
てなわけで、両者の対戦が実現ということになりそうです。
世間的にはそれでいいのかなとは思いますが、大毅のヒールは確定としても対戦相手になるであろう坂田健史がベビーフェースなのかというと…
1.タイトル獲るまでに3度敗戦。初戦のパーラ戦は「どう見ても坂田が勝ってたのに」と周囲がゴネた。
2.競った判定の試合で最終ラウンドに相手の反則をとってもらって減点させて引き分け防衛。
とか過去にやっちゃってるので、あんまキャラ的に大毅と変わらんだろうって気もしますけどね(苦笑) いわゆる世間的に見る協栄テイスト炸裂ってやつ?
前半押されながら終盤の頑張りで盛り返すスタイルというのは嫌いではありませんが、逆に見ると「タフさ以外にはあまり評価すべきところがない」って言い方もできるわけですし。ついでに今回実現すれば5度目の挑戦なわけで、坂田だけが挑戦するのもいかがなもんだろうかという気もしないではありません。
なので、個人的にはそもそも試合自体にイマイチな感があって、勝った側が暫定王者と決定戦やるくらいを宣言するくらいしないと(実際できるかどうかはさておき)、1/2王座を巡る程度の微妙な争いという印象。
ちなみに今週防衛戦をする名城のスーパー・フライ級は正規王者が名城ですが、暫定王者もいるわ、スーパー王者としてビック・ダルチニャンがいるわと収拾がつかない状態。
ダルチニャンもノニト・ドネアもモンティエルが対戦希望をしている大物ですが、名城もばしっと防衛決めてこの二人にオファー出すくらいなってほしいものです。
あと、WBAにはいい加減タイトル乱発を少しくらい減らしてほしいもんです。
ということで、ダブルタイトル戦は付き合いもあって、リアルタイム更新はできなかったのですが(しかし、居酒屋でもしっかり採点だけはしてた[笑])、結果が白黒ついてよかったというところですかね。
まずは日本ボクシングの中ではここ20年で一番のビッグマッチといってもいいくらいの長谷川-モンティエルは、私の採点だと1~3Rは全部長谷川で、4Rもほぼ長谷川かな~と思っていたら、残り10秒からモンティエルが左のダブルを叩き込んで、そこからまさしく怒涛のラッシュでアッという間にドクターストップ。
残り1秒でのストップということで3Rまでの長谷川を見ていると「続けさせろよ」という不満を抱いている人もいるかもしれないですけれど、あれだけ無抵抗で打ち込まれていたらストップされても仕方ないでしょうね。あの勝負どころでの詰めはさすがにタダ者ではないとモンティエルの強さを再認識させられました。
ということで、あくまで一階級一試合の話ではありますがWBC王者よりもWBO王者の方が強いのだということで、この敗戦をきっかけに日本もいい加減WBA・WBCのみの護送船団方式はやめて、WBOなりIBFなりに積極的に出て行くようになってもらいたいな~、とも。
長谷川も負けて尚強しな印象はありましたので、陥落などで一気に輝きをなくしてしまう選手もいますが、そうなることなくまた再起してほしいものです。体重苦とかもありましたので、やり直すにはいい機会、となってくれればいいのですけれどね。
んで、もう一試合の西岡については、こちらも強烈な左からダウンを奪い、一挙に決めてしまったということで納得の一戦でした。一時期の長谷川と同じく王者になってから一戦一戦自信をつけているような印象です。
結果はどうあれ、何となく判定まで行ってしまうのが最近の日本のボクシングでしたが、瞬間瞬間の攻防から目が離せない試合というのはやはり面白いわけで、KOが全てなんていうつもりはないですけれど(オットケとかライトも好きだった人間がそんなこと言えるはずがない[笑])今後もこういう試合が増えてほしいものです。
エドウィン・バレロが奥さんを殺害して逮捕されたという驚きの話がありました。
一時期日本の帝拳ジムにいた元二階級王者のバレロは少し前にアメリカの方に進出して、すったもんだやりつつも全勝をキープしつづけてはいたのですが、一方では金銭トラブルで逮捕されたりと問題もあったのだそうで。おまけに3月には奥さんに暴行したとかで身柄を拘束されたり、最近はアルコール依存症の克服プログラムも受けたりということでかなりダメ人間の道を歩んでいたよう。
本人も容疑を認めているということで、亀田父親でも永久追放になるくらいですから、当然これはもうキャリア終焉ということになるのでしょう。順調なキャリアを築くことができれば、伝説のボクサーになることもできたのでしょうけれど、そうそううまくはいかないのもまたこういう世界の一つの法則というものでしょうか。
しかし、バレロは昔交通事故で頭を負傷していて、それで日本では一応認められてはいたものの、アメリカでは脳波に問題があるということで、ライセンスが下りたり下りなかったりなんてことがあったりしました。
事件が起きたのがヴェネズエラとはいえ、弁護士とかがそのあたりを主張しだすと、公判がややこしいことになったりするのかもしれません。
昨日のポンサクレックと亀田興毅の試合は、正直どう見てもポンサクレックの勝ちに見えた試合だったわけですが、ドローの副審もいたということで、そう見えていない人もいた模様。
もちろん、私はあのランダエタ-亀田Ⅰで亀田の勝ちと採点して集中砲火を受けたこともありますので(笑)、採点について違う見方があるというのは重々承知していますが、特に負けだと思っていないのは亀田父の模様。審判を恫喝したりと相変わらずやりたい放題言いたい放題のようです。
…というのが世間の見方のようですけれど、何か実はそうでもないような気もします。
というのもまあ、前に興毅が内藤に勝った時とか、大毅がデンカオセーンに勝った時、つまり一家にとって追い風が吹いている時にはそんなに史郎氏が大きな顔をしていたというような記憶はなくて、負けた時つまり向かい風の時には思い切り暴れているような印象があるわけです。
サッカーで言うならジョゼ・モウリーニョが超好戦的な姿勢を見せることで関心を自分に向けさせ、メディアの敵対的な視線から選手を守っているという話がありますが、何となくそれと似たような部分を感じないでもない。実際、今回に関しては興毅の敗戦を評価するよりも父親の見苦しさっぷりを批判する傾向の方が強いですし。
仮に史郎氏が殊勝な態度をしていたのなら、興毅が叩かれていた度合いが大きいのでしょうから、負けを認めずにぎゃあぎゃあ言っている以上の考えがあるような気もしないではありません。
個人的には昨日の亀田興毅の攻め手の少なさ-ま、それは今に始まったことではないのですが-を見ていると、史郎氏のトレーナーとかセコンドとしての力量には疑問はあります。それでも子供たちは親のセコンド資格を回復させてほしいと色々頑張っているよう。そして先入観無しに行動を見ていると何となく息子達の考えも分からないではなくなってくる。
その方法がいいのか悪いのかについては何とも言えませんが(仮に世間の非難を自分に集めるように仕掛けているとしても、それはそれで過保護すぎるという見方もできる)、子を批判にさらされる度合いを下げるために注目を集めている親を目の敵にして非難するのが大多数なわけですから、それはまあ、世間で虐待とかそういうのが起きたとしても不思議はないんだろうなぁという気はします(苦笑)