この話はフィクションであり、実在の人物の思惑・行動とは一致しませんのであしからず。
大賢者オシム「代表を発表する語録。GKは川口、楢崎、川島。DFは坪井、中澤、駒野、加地。MFは俊輔、憲剛、橋本、羽生、遠藤、鈴木、阿部、今野、山岸、太田、水野。FWは高原、播戸、巻、矢野、佐藤だ語録」
加藤あい「浩二~、ハズレちゃったね」
唯一の中田・浩二「気にすることはないよ。僕にはバロンドールやワールドカップよりも素晴らしい目標がある。それは君と永遠にいることだ」
加藤あい「まあ
」
唯一の中田・浩二「そのために鹿島との交渉を進めているのだが、移籍金に差異があるようで中々縮まらない」
セニョール原「ウチはフィード力のあるいいCBを求めてるよ。助っ人が一人少なくなったし」
ワンチョペ「アチキの良さを理解できないチーム…アチキは悲しいだわさ…」
唯一の中田・浩二「い、いや、ノーサンキュー」
セニョール原「都心に近いから、いつでも彼女と会えるよ」
唯一の中田・浩二「スイス・日本間に比べれば鹿島と東京の差異くらいはね~」
そんな中田浩二と加藤あいを少し離れたところから見ている四人組。
アナザーナカムラ・ケンゴ「ククク、噂以上にラブラブのようですね」
セルティック俊輔「中村一家・グラスゴー本社社長の俊輔。ケンゴさぁ、お前の計画の意味するところが俺にはちょっと理解できないんだよね。確かにアイツが日本に帰れば世界における日本最高の選手はナカムラという認識は強まると思うんだが、ただ、アイツが日本に戻るとせっかく衰退を極めている中田が盛り返すかもしれない」
博多支店社長中村北斗「そうだよ、けんごう。僕達にもよく分かるように説明してほしいな」
アナザーナカムラ・ケンゴ「僕の名前はケンゴです」
セルティック俊輔「あ~っと、これは完璧にドラゴンスクリューが決まった~! 靭帯の古傷に響く一撃だ!」
博多支店社長中村北斗「ギ、ギブアップ…」
アナザーナカムラ・ケンゴ「フフフ、僕の計画が分からないというのですね。ならばお教えしましょう。まずはこのまま、二人に入籍してもらいます」
名古屋支店社長中村直志「それでどうするがや?」
アナザーナカムラ・ケンゴ「入籍すれば姓の統一を迫られます。で、両者に加藤を名乗ってもらうのです。こうすれば、日本からナカタは消え去り、ただカトウが一名増えます。カトウなどは話にならない弱小勢力ゆえにナカムラは更に興隆を極める…とまあこういうわけです」
セルティック俊輔「…しかし、芸名とかは結婚しても変わらないから、奴が加藤を名乗るかどうかは微妙な気がするのだが…」
アナザーナカムラ・ケンゴ「イエス、プレジデント。そのための策もきちんと練ってあります」
ケンゴ、指をパチンと鳴らす。
加藤浩次「やあ、中田君」
唯一の中田・浩二「これは加藤さん、スーパーサッカー見てますよ」
加藤浩次「(無視して握手)いや~、浩二君。僕はうれしいよ」
唯一の中田・浩二「は?」
加藤浩次「君が加藤姓を名乗って、新極楽とんぼのメンバーに入ってくれるなんて。実は僕は芸名は浩次だけど、本名は浩二だからさ。まさしく、カトコジ・カトコジの最強コンビが結成できるんだよね」
唯一の中田・浩二「い、いや、僕はそんなことを言った覚えは…」
加藤浩次「もうさ、僕の中でネタが湧き出る泉のように出てくるんだ。例えばさ…」
女子アナA「今日のゲストはFCバーゼルでプレーしたこともある加藤浩二さんです」
加藤浩次「いや~、バーゼルはいいところでしたわ~」
唯一の中田・浩二「おまえちゃうやろー!」
加藤浩次「ぐはっ!」
聴衆「わははははは!」
加藤浩次「ってな感じでね…」
唯一の中田・浩二「いや、いきなりそういうことを言われても」
加藤あい「あたしのために名前まで変えてくれるなんて、嬉しい!」
唯一の中田・浩二「ええっ?」
アナザーナカムラ・ケンゴ「ククク、予想通りですね」
俊輔、北斗、直志(コイツを敵に回すと偉いことになる…)
アナザーナカムラ・ケンゴ「もし、それでも中田浩二が改姓を拒んだとしても心配はいりません。その場合には日本の誇るドラゴン・トライアングル、久保竜彦、播戸竜二、原竜太の三人が袋叩きにして彼を加藤に改姓させる手はずを整えてありますので」
三人(何か微妙すぎる三人だ…)
中村対中田の結末やいかに?
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無題 - がちゃ
こんなところで突然芸能ネタが出て来たことにちょっと驚きつつ。
中田浩二の鹿島復帰が移籍金の値上げで難航なんて話もありましたけど
ラブラブっぷりにバーゼル側がヤキモチをやいているということでしょうか(笑)。
(・∀・)