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ボルティモア・レイヴンズ 24-31 ピッツバーク・スティーラーズ
リーグ最強のランディフェンスを誇るスティーラーズでしたが、ちとレイヴンズがそれを意識しすぎたのかなという気はします。
ま、実際3yd以上稼げたランプレーというとドロープレーからのTDラン1つしかないんじゃないかというくらい押さえ込まれていた感はありましたけれど、それでも第2Qの半ばくらいの段階でスティーラーズDFはフラッコのプレイアクションを全く無視してパスシチュエーションのままでしたし、パスのためにももう少し工夫した方が良かったのではという気もしました。
それでも、レイヴンズも前半はランでTDを取った後、サッグスがビッグベンを叩いてファンブルを誘って、パス不成功と勘違いしているのを尻目にリターンTDをやったりして前半終了段階で14点差をつけていたのでまるきり勝機がなかったわけではないですけれど、後半は相手から貰った分をお返しするかのごとくターンノーバー連発でみるみる打つ手がなくなっていきました。
もったいなかったところですが、どちらが勝っても構わなかったので、まあそういうことで。
グリーンベイ・パッカーズ 48-21 アトランタ・ファルコンズ
うむ、マイク・マッカーシーはプロボウルでNFCを任せるに足りうるヘッドコーチだ(笑)。
こちらGAORAでやっていましたが、どうも実況の有馬氏がアクシデントか何かで遅刻していたようで、しばらく解説の村田氏がスクランブルで両チームの説明をしているというライヴ中継ならではのハラハラするシーンからスタートしました。録画では多分カットされるでしょうけれど、「試合始まった村田さんしかいなかったらどうなるんだろう」とか思いながら。
序盤はNFC1位のファルコンズがそれにふさわしいラン・パスバランスのいい攻撃を見せ、パッカーズのファンブルにも乗じて先制。
その後、A・ロッドがこの試合も好調ぶりをアピールし、またスタークスのランもそれなりに出たパッカーズが追いついたものの、直後のキックオフでウィームスがリターンTDまであげてファルコンズが勝ち越し。
ところがここからパッカーズが一方的に攻撃をするようになり、ライアンのエンドゾーンを狙ったパスがINTになったりしたのも重なってポンポンと2つTDをとって逆転。
更に前半最後の攻撃シリーズでファルコンズはFG圏内に入ったかと思ったらサックを受けて即後退。この時点で残り10秒でタイムアウトを使い切ったということで、52ydくらいだけどそのまま蹴らせるのかと思っていました。が、ファルコンズはそう考えなかったようで欲張ってもう少し前進しようとサイドラインを狙うパスを投げたのですが、これが相手もお見通しということでINTリターンTDとなってしまったと。結局14点差をつけられて前半終了になってしまうという非常に雰囲気の悪い終わり方になってしまいました。
後半に入っても絶好調のA・ロッドとパッカーズ攻撃陣。対するファルコンズは「こんなにへぼいチームだったっけ?」と思うほどミス連発で結局48点とも取られて完敗。
パッカーズは第6シードからチャンピオンシップまで進んできました。
ファルコンズが非常に穴の少ないチームで、仮にベアーズが順当に決勝まで来たとしても突き崩す余地のすくなさそうなチームに見えたので、どちらかというとパッカーズに勝ってほしいというのがありましたが、こういう結果になると逆でもよかったような気も(苦笑)
とはいえ、ドーム球場とソルジャーフィールドではまた変わってくるでしょうし、ロジャーズもいい加減出来すぎなので次くらいは落ちてくるんじゃないかなと期待したいところです。PR
ボルティモア・レイヴンズ 30-7 カンザスシティ・チーフス
ある程度予想通りといいますか、レイヴンズ守備陣がターンノーバーを繰り返し奪って後半突き放しました。
チーフスは久しぶりのPO進出で守備陣は失点以上に頑張っていたのですが、攻撃陣がランを封じられて手が出なかった印象です。
グリーンベイ・パッカーズ 21-16 フィラデルフィア・イーグルス
こちらはエイカーズが2度中距離のFGを外したのが結果として高くつきました。パッカーズもつまらないボールロストがあったりということで、点差としては拮抗していましたが、内容としてはやや低かったような印象。
ということで、4試合あったうちホームチームで勝ったのはシーホークスだけで残りは全部アウェイチーム、つまり格下と目されていた側が勝ちました。AFCは予想通りでしたが、NFCは2試合とも外れました(笑)
これを受けてディヴィジョナル・プレーオフは、
AFC:レイヴンズ@スティーラーズ、ジェッツ@ペイトリオッツ
NFC:シーホークス@ベアーズ、パッカーズ@ファルコンズ
という組み合わせに。
ちなみに上の結果になってほしいので試合途中から「パッカーズ勝て」となっていたのですが(苦笑)
ベアーズはシーホークスと対戦ということになりました。
いやま、確かにレギュラーシーズンで負けてるけれど(しかもホームで。ついでにシーホークスが今季勝ち越しチームからあげた唯一の勝ち星がこのベアーズ戦[苦笑])、これは勝たないとダメでしょう。
で、パッカーズとファルコンズが対戦。シーホークスよりはファルコンズに勝てそうな印象はあるので、大アップセットを起こしてほしいところです。
そうすれば決勝がソルジャーフィールドでの試合になりますんで(笑)
いや、開催場所云々というより、ちょっと今季のファルコンズ相手だと分が悪そうなので…
ということで、ワイルドカード・プレーオフです。
ちなみにこの試合、NFCの方は経緯ばとうあれシーホークスが王者ということでクエスト・フィールドで行われていたわけですが、そのクエスト・フィールドとセーフコ・フィールドとはすぐそばのところにあります。
イチローもシアトルを出るつもりがないのなら、こういうところにやって来て、「シアトル応援するぞ」ってアピールすれば引退後も長らく愛される選手になるのに、って思ったりしてしまいました(笑)
ニューオーリンズ・セインツ(11勝5敗) 36-41 シアトル・シーホークス(7勝9敗)
その最初の試合はまずセインツが軽くFGを決めて、続くシリーズでハッセルベックにINTを献上させると容赦なく追い討ちTDを決めて10-0の展開に。
「ああ、これは予想通りセインツが圧勝するのかな」と思ったのですが、そこからハッセルベックが凄まじい精度でパスをヒットさせていき、ついでに「シーズン最初に所属したチーム(シーホークス)を解雇され、そのチーム相手にTDを決める」という珍しい記録を打ち立てたジョーンズがファンブルしたりと運も引き寄せて、あれよあれよと24点積み重ねて逆転。更に後半最初のドライブでも追加点を加えて、リードを広げる展開に。ホームアドバンテージも生かしまくりという印象です。
ま、そこから安心したのかへぼいミスをして勢いを失い、セインツの追撃を許すあたりはさすがに負け越しチームでしたが、RBマショーン・リンチが元D1巡の力を見せ付けるばかりのとんでもないパワーランでセインツにとどめをさしました。
結局、シーホークスが前年王者セインツを打ち破るというのっけから番狂わせが展開されました。セインツに殴り合いを挑んで打ち勝つというのが何とも凄いといいますか。
さすがにハマりすぎな感もあって、次はないとは思いますけれど、「シーズンは関係ねえや。ここからは白紙なんだ」という意識で臨む必要がありそうです。
ニューヨーク・ジェッツ(11勝5敗) 17-16 インディアナポリス・コルツ(10勝6敗)
続いてAFCの試合は、ジェッツが最後にFGを決めて競り勝ったわけで、ジェッツのランと、要所でパスを決めたサンチェスを褒めるべきなのでしょうけれど、何かコルツのサイドラインの選択に腑に落ちないシーンがありました。
いきなり覆る見込みがほとんど無さそうなプレーにチャレンジして失敗してTOを消費したあたりから、「あれ、何かコルツ冷静さを欠いてない?」ってな気がしていたのですが、前半のプレーは慎重そのもので得意のロングパスはTDとなったガーソンへのものくらい。わざわざジェッツの目論見通りロースコアの展開に持ち込むようなやり方をする必要があったのかなと。
で、後半に入るとジェッツがずっとポゼッションしていたので、そもそも何もやりようがなかったというのは分かるのですし、再逆転した後のキックオフを蹴り込んでビッグリターンを許したのはまあ結果論でしょうが、ラストプレーの前にわざわざTOを取ってジェッツに時間を与える必要がどこにあったのかと。
時間考えればTO取らなければジェッツの方がむしろ取らなければという立場で、その場合に53ydという難しいFGを蹴るか、TOの無い状態で距離を詰めるかしなければならなかったわけですからねぇ。物凄く大きな穴があったのかもしれませんけれど、このあたりの判断はちと理解に苦しむところでした。
結局助けられたサンチェスがエドワーズにミドルパスを決めて悠々32ydFG圏内。最後のTOを使って楽々決めて逆転勝利。
試合としては二転三転して面白かったですし、ついでにコルツが負けたので最高ですが、ちょっとコーチがマニングの足を引っ張ったのかなという気はしました。
まあ、ジェッツのライアンも変に小細工を弄しすぎるシーンとかありましたけれど…。
ということで、レギュラーシーズンが終了しました。
前回の予想に関しては、NFCは展開(願望込み)が完璧に的中しました。
ワイルドカードプレーオフはパッカーズ@イーグルス、セインツ@シーホークスとなります。負け越し地区王者も誕生しました。
当然、この後の展開も前回の予測通りに推移するものと思います(笑)
あ、そういえば日本のプロ野球でクライマックスシリーズが始まるということで、「勝率5割未満の3位チームが日本シリーズに行きかねないのはいかがなものか」という批判がありますが、考えてみれば交流戦があるので、「去年みたいに片方のリーグが一方的に勝ったら、残るリーグの優勝チームが5割を切ることも理論上ありうるがそんな優勝の権威を損ねる制度を認めていいのか」という議論がなされないのは不思議といえば不思議です。
AFCに関しては、チーフスが負けたので3位と4位が入れ替わりました。レイヴンズとジェッツは勝ったので、ワイルドカード・プレーオフはジェッツ@コルツ、レイヴンズ@チーフスとなります。
ただま、これにしても下位シードの方が勝ちそう、っと気はするんですけれどね。特にレイヴンズの方は…
個人成績はランはテキサンズのエアリアン・フォスターが1600yd超え。クリス・ジョンソンは2年連続の2000yd超えはなりませんでした。契約問題とかの影響があったんですかね。
レシーヴはブロンコスのルロイが獲得。サックは途中までドルフィンズのウェイクが目立っていましたが、最終的にはカウボーイズのデマーカス・ウェアが15.5サックでリーダーとなりました。PO進出チームのスタッツリーダーがいないのは、特定の選手だけに頼るようでは勝てないという示唆なのでしょうか。
まあ、何はともあれ、NFLが一番面白くなってくるのはこれからですので、楽しみたいと思います。
2010-11シーズンのNFLもいよいよ年明け日曜の試合が最終戦となりました。
そこでまあ、とりあえずベアーズの第二シード以上は確定ということで余裕も出てきたのでプレーオフ進出チームと予想とかをしてみましょう。
まずは最終週を終えてのシード順。
AFCから。
既にパッツの第一シードは決まっていますので、残りとなりますがスティーラーズがブラウンズに負けるというのは想像できないので第二シードはスティーラーズとなりそうです。
次いで南地区はジャガーズが勝ってコルツがまさかの敗戦、なんてのはさすがにないでしょうから、コルツがそのまますんなりと勝ち。あとはチーフスの勝敗によってコルツのシード順位が決まります。まあ、チーフスもホームで試合やるので多分勝つでしょう。
あとはレイヴンズもジェッツも勝つだろうということで。
1.ペイトリオッツ 2.スティーラーズ 3.チーフス 4.コルツ 5.レイヴンズ 6.ジェッツ
となります。
まずワイルドカード・プレーオフですが、これはどちらもアウェイチームが勝ちそうです。今季のコルツはディスガイズされた守備に騙されてINT多発とかやってますのでレイヴンズに勝てるとは思えません。チーフスも勢いは侮りがたいですが全体的にバランスのいいジェッツには苦しむでしょう。
ということで、ディヴィジョナル・プレーオフは、
ジェッツ@ペイトリオッツ と レイヴンズ@スティーラーズ
同地区ライバル対決となります。
どちらも上位が勝つ、という予想になるのですが、それだと面白くないのでより波乱が起きうる方、となると充実のパッツにジェッツが勝つのは想像しにくいのでレイヴンズでしょうか。
決勝はレイヴンズ@ペイトリオッツ となり、まあペイトリオッツが勝つでしょう。
続いてNFC
第一シードは条件次第によってベアーズにも可能性がありますが、ファルコンズがジョージアドームでパンサーズに負けるというのはありえないので、ファルコンズのものになるでしょう。で、その時点で第2シードはベアーズ、第3シードイーグルスまでは決定します。
第4シードは西地区の優勝チームで、ラムズが勢い的には上ですが、7勝9敗で地区優勝なんてのは滅多にないのでできればシーホークスに勝ってほしいものです(笑)
で、あとはセインツの5位が決定。6位争いはパッカーズ、ジャイアンツ、バッカニアーズの順番で可能性がありまして、対戦相手の成績から考えるとジャイアンツ、パッカーズ、バッカニアーズの順番で勝ちそう。
ただしまあ、ベアーズは次もあるので無理はしないし、ここは大人の余裕というところでパッカーズに一段譲るとしましょう。
ということで、NFCは
1.ファルコンズ 2.ベアーズ 3.イーグルス 4.シーホークス 5.セインツ 6.パッカーズ
となります。
ワイルドカード・プレーオフですが、西海岸での試合は西地区の優勝がラムズであろうとシーホークスであろうとセインツが勝つでしょう。もう一試合は力的には五分なのでホームの利ということでイーグルスが勝ちます。
となると、ディヴィジョナル・プレーオフは セインツ@ファルコンズ、イーグルス@ベアーズとなります。
イーグルスには一度勝っているし、ヴィックも真冬のシカゴでは滑ってファンブルとかするでしょうから(笑)ベアーズが当然勝つはずです。
残り1試合はファルコンズとセインツとどちらの方がベアーズに勝算があるかというと、これはポカの多いセインツ相手の方が勝算は高そうです。なので、セインツに勝ってもらいましょう。幸い先週もジョージアドームでセインツが勝ってますしね。
で、決勝のセインツ@ベアーズではセインツがポカを連発してベアーズが勝ちます。
ということでスーパーボウルはペイトリオッツ-ベアーズとなりました。十分ありそうな対決ですね(笑)
近藤さんもそう予想してますし。
ただ、ベアーズはホームですらコテンパンにやられてますので、パスを投げやすい屋外のダラスではおよそ勝負になりそうにないですが…(苦笑)