川の果ての更に果てに

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2025.02.11 -

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このエントリはフィクションであり、実在の人物・団体とは関係ありません。

トヨタとホンダ…
日本の自動車業界の二大巨頭である彼らの争いは、当然自動車産業だけにはとどまらない。

北京では、豊田陽平が代表唯一のゴールをたたき出し、面目を躍如する一方で、本田圭祐の「ごもっとも」発言が世を騒がせた。
ごもっとも圭祐「あ～、ごもっとも。ごもっとも」
流行語大賞には届かなかったが、トヨタのプロパガンダもあり、この一連の発言で本田圭祐はわがままな男のレッテルを貼られる。しかも、チームは２部に降格。逆に豊田の山形は昇格。
更に金融危機。
Hondaはもう終わった、と誰もが思った。

しかし。
ごもっとも圭祐「中盤ならいいパスといい守備があればいいと皆は言う。それはごもっともだが、俺の考えは違っていて、中盤が点取って勝つと相手チームは余計守備をしなければならないから大変になる」
Hondaは死んでいなかった。文字通りフェンロの生産ラインを掌握した2008－9シーズン、本田は凄まじいまでの稼動実績をあげる。チームは昇格。本田圭祐は２部のＭＶＰとなった。
フェンロ市民「Honda、ありがとー！」
本田圭祐「ごもっともー！　インサイトも買ってくれよー！」

そんな本田圭祐を獲得しようと白羽の矢を立てたのはドイツ王者のヴォルフスブルクであった。
だが、しかし。
マガト「本田が欲しいんだ」
ヴォルフス幹部「いや、本田獲得はリスクが大きすぎる」
マガト「何故だ？　彼はいい選手だ。それに私の大好きなアジア人だ」
ヴォルフス幹部「フォルクスワーゲンのお膝元として、本田を取ることはできない」
ドイツでドイツ車以外のアピールを大々的にされてもかなわない。そういう理由でドイツのクラブは獲得から手を引いていった。

迎えたエールディビジ第二節。
ＰＳＶ戦の活躍を受けて、その試合は本田の見本市のような状態になっていた。そこで２ゴールをあげた本田にメジャーなクラブも関心を向け始める。
リヴァプール幹部「うちは特に自動車もないからな」
アーセナル幹部「うちも軍需産業だからな」

果たして、Hondaの行く末は？
そして、TOYOTAの逆襲はあるのか？

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