川の果ての更に果てに

中一日と書いておきながら、試合の存在を忘れていました（笑）
結果はというと０－１…

で、ここから先はフィクションであり、実在の人物、その思惑とは一致しません。

男前反町「ぼ、ボツワナに負けてしまった…」
ヒマラヤソータ「ちょっとショックだぞー」
男前反町「だったら点取らんかい」
ヒマラヤソータ「後半途中から入れられても無理だぞー」
男前反町「くぅ、こ、こいつはぁ。だがまあ確かに20分程度の起用だったのも事実だしな…前半からいたのは…カレンと李か…」
カレン「べ、別にさぼってたわけじゃないからね！」
李忠成「べらんめえ、終わっちまったことは仕方ねえじゃねえか。グダグダ言ってねえで次のこと考えろってんだ！」
李は東京生まれの東京育ちだそうです。
ヒマラヤソータ「走り回るだけの二人を起用するのが間違いなんだぞー。攻撃に専念する選手がいないとセットプレー以外では点が取れないんだぞー」
男前反町「…はぁ、まだまだ理想のチームには程遠い」

とはいえ、他人の不幸は蜜の味？
ポジションを争う者にとってはライバル達が結果を出せなかったということすなわち自身にとってのチャンスということでもある。
anan水野「やはりイケメン度の足りないチームではこんなものか」
増嶋竜也「こんなものなのかな」
柏木王子「…だね。これだから凡俗達は困る。やはり僕達三人がいないことには結果も視聴率も低レベル。マリア様は見ているんだ（笑）　このメンバーでは一番星は取れないんだと」
anan水野「……」
柏木王子「人の話聞いてる？」
anan水野「…すまない。ちょっとボーッとしてしまった」
柏木王子（こやつは本当に集中が続かないな…）
和製メッシ家長「プレーの華麗さということでワイも忘れんといてや。トップ下はおフランスな梅崎ではなくアルゼンチンなワイのもんや」
アイスマン伊野波「ハーゲンダッツ美味しい～」

一方、イタリアでは。
マレモート（津波）森本「フッ、相変わらず前線は点が取れないようだ。確かにヒマラヤソータの言う通り、走るだけのＦＷでは点を取ることなどできん。カターニアが戻る許可を出してくれるかどうかは微妙だが、最終予選では俺の津波のようなシュート力が必要となることもあるだろうな」
ヒマラヤソータ「山と海で語呂合わせもいいんだぞー」
マレモート森本「…俺とおまえだとどっちも守らないからまずいだろ」
アイスマン伊野波「フォションマダガスカルアイスもうまい～」

吉田麻也「……」
anan水野「おや吉田君じゃないか。何でマスダチカシみたいに物陰にいるんだ？　大きいのに陰でこそこそしてるとかえって不気味だが」
吉田麻也「…俺、頑張っているのに認めてもらえないんだ」
和製メッシ家長「そういや最近はグラでほぼレギュラーやったのに、結局Ｕ20からお呼びがかからんかったな。グラでは一試合も出てない青山が普通に出とったゆうのに。青山は今回のメンバーにも選ばれとるけど」
anan水野「何気に槙野より試合に出てたしね」
増嶋竜也「怪我人が相次いだという事情はあったにしても、吉田君自体のプレーは及第点だしね。確かに選ばれないのが不思議といえば不思議だ」
吉田麻也「俺、生き方が下手なのかな…柏木なんか黙っていても注目されるのに」
柏木王子「それは僕がカッコいいからでしょう。ただ、吉田君も落ち込んでいる必要はない。僕が中盤に君臨した暁には、相方は中途半端に顔がよくてもそれはむしろ無粋というもの。君みたいな屈強でかつ強面なのがいた方がいいだろう。だからもう少し我慢してくれたまえ」
anan水野「すごい言いようだ…」
乾貴士「実は俺も最近世間の関心が低くなってるねんな。プロになってからむしろ関心低くなった気がする」
和製メッシ家長「そういや上のカテゴリーには呼ばれとったのに乾はＵ20とは疎遠やったな。ただま、あまり試合に出てなかったからしゃあないんちゃう？　梅崎はフランス行っとったし」
アイスマン伊野波「まだ食い足りないから近くのサーティワンで買ってこよう」
一同「……」
アイスマン伊野波「何？　みんなも食いたいの？」
一同「食うか！」
視察人井原コーチ「…こいつらも大丈夫なんだろうか」

個々の選手の更なる奮起に期待したいものです。