あまり関係ないけれど、初めて名前見た時に仲里依紗のことを「なかざと ○さ」と読んだ人はどのくらいいるのだろうか?
当然、私はその中の一人なのだが(爆)
ということで、例によってこのエントリはフィクションであり、実在の人物・団体とは関係ありません。
李チュンソン「俺は赤い彗星でなく、青い彗星を目指す!」
ザッケローニ「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
権田修一「…何か完全に日本流に染まってる…」
日本代表はアジア大会で優勝した。
その後、長友や細貝など、出場メンバーの多くが栄転していった。
それから1ヶ月弱。
パーティは終わってしまったのか?
いや。
アナザーナカムラ・ケンゴ「始まりなのですよ、ククククク」
(水の)運び屋今野「集まれ~」
Vol.1 この男、放り込みたい
日本代表CF前田遼一郎は傾き者の割にはケガが多い。
前田遼一郎「痛ぇぇっ!」
駒野ゆういち「誰だ!? 遼一郎に16ドット以上のジャンプをさせるボールを放り込んだ奴は! …って俺か」
那須大亮「…しっかりしてくれ」
駒野ゆういち「パラメヒコマンやってた影響で、ついついクロスボールがハイボールになるんだよな~」
前田遼一郎「それはいいとして、誰か治療手伝ってくれ~」
ケガさえなければ、日本版ベルカンプになっていても不思議ではない男なのだが…
だが、ケガの多さではこの男も負けていない。
アナザーナカムラ・ケンゴ「矢島はどこに行きました?」
ビッグベイブ稲本「ばぶばぶ(娘と遊んでいたら、悪戯で蹴られて骨折してしまったらしい)」
アナザーナカムラ・ケンゴ「またですか…」
ビッグベイブ稲本「だ~ぁ(万全のコンディションでシーズン働けば即代表なのにね)」
だが、昨シーズン後半には。
黒津勝「せっかく活躍してきたのに今度は手をケガしたらしいな」
矢島卓郎「まあ、手なら大丈夫だ。包帯でグルグル巻きにすれば…」
黒津勝「何故包帯をじっと見ている?」
矢島卓郎「いや、この中にスパナを入れれば競り合いの際の効果が3倍になるんじゃないかと」
黒津勝「バレれば1年くらい出場停止にされるぞ」
ケガを逆手に取るふてぶてしさも身につけてきた(嘘)
アナザーナカムラ・ケンゴ「今日の矢島は調子がいいようなので、どのくらい相手と競り合えるか試してみましょう。70m向こうから雄大にロングボールをけりこませ、3人のDFと競りあってもらいます」
田中ゆうだい「ラジャー!(ドドドドド)」
矢島卓郎「ギャオー! ケェェェッ! パオーン! 痛ぇぇぇっ!」
アナザーナカムラ・ケンゴ「…どうやら、1分以内に3回までしか競り合えないようですね」
ビッグベイブ稲本「ふや~(それだけ競り合えれば十分だろう)」
体調さえ万全なら、単純な放り込みですらチャンスに変えかねない男。
この男(目掛けて)、放り込まない理由はない。
Vol.2 この男、上がらせたい
大学でレギュラー剥奪の危機からインテル・ミラノに移籍するまでの下克上を見せた日本の左サイドバック長友ゆうと。
彼のポジションは5年は安泰?
しかし、彼はMFも出来る。また、右も出来る。
左サイドバックの後継者は、早めに確保したい。
アナザーナカムラ・ケンゴ「うちの雄大はその点、長友にタイプが似てますよ」
田中ゆうだい「ドーン、ドーン」
アナザーナカムラ・ケンゴ「60m級のロングボールがこんだけ正確な砲台は中々いません。しかも走れます。長友と違ってレールの上しか走りませんが…」
だが、しかし、この男も悪くない。
アナザーナカムラ・ケンゴ「って、我々は引き立て役ですか…」
イヌイ貴士「セレッソは中央突破だけと思ったら大間違いなのさ。プレーは超攻撃的ながら、d-YOU所属の正統派DF丸橋ゆうすけがいるのだから」
丸橋ゆうすけ「この正確無比の左足を見よ!」
だがしかし。
観客A「セレッソって、何かセットプレーいまいちだよな」
観客B「あの丸橋ってダメなんじゃね?」
丸橋ゆうすけ「クロスに合わせる側が弱いから、精度の高さが生きてこねー!」
イヌイ貴士「まあ、うちあんまり大きいのいないし」
モニワ照幸「も、もにゃ…」
丸橋ゆうすけ「スピードのある上がりも武器だから、そっちも見逃さないでくれ」
というか、そちらを見逃すとチームのセットプレーの迫力の無さの責任を問われかねない。
そんな危ういバランスの男丸橋、この男を上がらせない理由はない。
Vol.3 この男、抜かれたい
魔術師と称された元ブラジル代表フランサ。
そのフランサに「奴はテクがある」と言わせた男が柏にいる。
大津祐樹「あれ、鹿島に来るつもりが柏に来てしまった」
鹿島ノルテ経由で柏に来た男、大津祐樹はドリブルが武器だが、意外と高さもあったりする万能派だ。
大津祐樹「あれ、今までサイドハーフでプレーすることが多かったけど、今季はFW登録だ」
ネルシーニョ「FWが少ないんでな。それにおまえのゴールが増えれば、レイソルのサポーターが増える」
大津祐樹「あれ、何で?」
ネルシーニョ「水野が既婚+薄眉毛になった以上、見栄え的にはおまえが一番いいと思うからだ」
大津祐樹「あれ~?」
波が激しいが、調子のいい時は誰にも止められない。
大津祐樹、この男に抜かせない理由はない。
中澤ゆうじ「今年冴えなかったらサイドバックとしてスカウトしたい」
Vol.4 この男、続きたい
昨年、長年住んできた札幌を離れ、決意の一年を新潟で過ごした西大伍。
その活躍が評価され、鹿島へと旅立っていった。
黒崎久志「旅立つ方はいいんだけどさー。俺鹿島OBだし。ただ、旅立たれる方はキツいんだよね~」
東口順昭「永田もマルシオも抜けてしまったんですけど…」
黒崎久志「うーむ…とりあえず札幌分は補充しておかないと」
東口順昭「札幌分って何ですか?」
黒崎久志「北国同士、親和性が高いということだ」
かくして、札幌の誇り藤田征也がやってきた。
藤田征也「佑ちゃんも来たし、扱いがますますもって低くなりそうでな」
東口順昭「前回は『札幌の誇り征也』だったんだけど、アイデンティティがなくなると辛いよね」
藤田征也「そのうち新潟の誇りがつくようにするだけじゃ。アルビはカウンターも多いからわしのスピードも生きるはずじゃからのう」
東口順昭「その年齢でその口調は? まあ、別にカズさんやゴンさんが老人喋りということももちろんないけど」
藤田征也「まあ、前回預言者として出ていたからのう」
東口順昭「じゃ、今年のアルビを預言してくれよ」
藤田征也「むむ。ぬおっ!? これは!?」
東口順昭「な、何だよ?」
藤田征也「現時点ではわしのポジションが確約されていない!」
東口順昭「知るか」
強さと弱さが同居する札幌の誇りは果たして西に続けと飛躍できるか。
ただ、藤田が続くか以上にコンサの半端じゃない引き抜かれっぷりが気になるんだけど…
Vol.5 この男、任せたい
ウサミ貴史「最後は当然ボクタンだぴょーん!」
がちゃぴんヤット「今年はエースとして働くにゃ」
ウサミ貴史「当然だぴょん。元々宮市に色々教えたりしていたのに、今じゃ宮市ばかりクローズアップされてて面白くないぴょん。ボクタンもバイエルン・ミュンヘンに移籍して目立つぴょん」
マダムキラー西野「あかん! それはあかんって! 残ってもらわな困るんや」
がちゃぴんヤット「あのダンディな監督が関西弁になるくらい必死だにゃ」
マダムキラー西野「おまえも必死に慰留せんかい!」
がちゃぴんヤット「あまり遮二無二やるのは僕のキャラじゃないにゃ」
ウサミ貴史「まあ、とにかく全員揃えばガンバの中盤は最高だぴょん。ぼくたんそこでゴールラッシュして、日本サッカーの顔となるぴょん。そしてワールドカップがロシアでやるまでにチェルシーに移籍するんだぴょん」
マダムキラー西野「さっきバイエルンって言ってなかったか?」
がちゃぴんヤット「2014年にはフラメンゴでロナウヂーニョとプレーするとか言い出しかねないにゃ」
やはり任せるべきは、この男を置いて他にはいない?
その他、候補者
この男、危うい
パルプンテ荒堀「って、何か表現が否定的なようにも」
地球名楠神順平「……」
イヌイ貴士「……」
村田和哉「……」
田中ゆうだい「……」
パルプンテ荒堀「何でみんなして目をそらすねん!」
イヌイ貴士(やっぱり守備の時の不安が…)
田中ゆうだい(後ろでボール持つと、違う意味で何するか分からないところもあるし)
地球名楠神順平「2点取られて、3点取るプレーをすればいいさ」
この男、伸びたい
高木俊幸「あれ、村松何飲んでるの」
村松大輔「こ、これは…」
高木俊幸「ひょっとしてもう少し背を伸ばしたいとか…CBは身長で判断されるところもあるから大変だなぁ」
この男、成熟したい
米本拓司「疲れた~」
ヒマラヤソータ「こら! 集中を欠くんじゃないぞー!」
運び屋今野「ヒマラヤが集中力の欠如で怒るとは…」
ヒマラヤソータ「試合の間で注意散漫になる時間帯があるぞー。そのポジションの選手でそういうのは良くないぞー」PR
ストーリーとして - アッペルシーニ
おはようございます。
ナイキのCMのストーリーって世界中の若者を惹きつけますが、それをつくっている人は川の果てさんのようにいろいろな世界を自分なりに作っているのでしょうか。
このエントリはタイトルとナレーション的なところと、選手のセリフ部分が妙に面白くて、サッカーに詳しくない人でも何となく状況を想像して面白く読めると思います。
以前から私はソフトバンクのCMで犬とその家族のシリーズのストーリーが良く分からなかったのですが、それでも今なお理解不能なままに話が進んで行っています。しかも世間に溶け込んでさえいるような。
そういった点では、きっとこういうシリーズは近い将来TVのCMで出てるのではないかと期待しています。著作権を取っておいた方がいいかも。