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2011年は勝てるのだろうか…?
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拝啓 石原都知事殿
この度は、青少年健全育成条例改正案を可決していただき、ありがとうございます。
表現の自由が損なわれる、と主張している輩が多数いますが、とんでもないことです。倫理的な風紀が保たれることが未来の東京には大切なものだと思っております。
条例改正に反対している知り合いは怒って、「知事の本の不買運動を起こそう」と当初いきまいておりましたが、「そもそも今日日石原慎太郎の本を買う者などいないに等しい」と断念しておりました。いい気味です。「みんながつまらない小説を買わなくなったのをマンガのせいにしている」とか言っていますが、こういうのを遠吠えだというのだと思います。
秋葉原のグッズ店は「こんなところでやってられないから、千葉か埼玉に移転する」とか主張しています。出版社も「東京都で納税などしていられん」と納税地と本店を都外に出すとかコメントしているとか。
そのような風紀を乱す会社などは東京の外に出て行けばいいのです。税金が増えれば東京以外のところも喜ぶでしょうから、どんどん押し付けてやればいいと思っております。
東京でマンガを読めないとなれば、マンガしか読まない危険かつ愚かな日本人は徐々に東京に寄り付かなくなり、外国人が増えるものと思います。
外国人を嫌っていた知事が国際都市東京の進化へと舵を切ったことは大変望ましく、歓迎すべきことだと考えています。
これだけ素晴らしい条例が可決されたことは過去に類例がないものと確信しております。
よりよい東京が生まれるものと確信してやみません。
敬具
とあるPTAの人より
こんばんは。飲み会から帰ってきました。
え~っと、まあ、アイロニカルな立場であることは間違いないです。特別利害関係はないのですけれど。
ご指摘の部分については、正直私も最近のアニメやマンガにはついていけないところの方が大きいですし、親爺様のご指摘についても正しいと思っております。
とはいえ、親爺様のご指摘するようなイラストにつきましては私は見たことがないので評価はできないのですが、今回の規制によって特別制限される領域ではないようでして(性交類似行為であること等が記されてますので)、また、旧来の「性的感情を刺激し……するもの」という文言でも制限しようと思えばできるとも思います(実際に制限するとまた文句が出るかもしれませんが)。
私が不満を感じますのは同じ表現をした際に表現手法によって違いが出るということでして、あまり想定できることではないのですが例えばクレオパトラの半生(名前がファザコンを意味していたり、弟と結婚した後対立して殺害して、その後また別の弟と結婚した)を実写化したとか小説にしたのなら規制の範囲ではないけれども、マンガにしたりアニメにしたりした場合はダメになる場合も想定されうるということになります。
このあたり何故わざわざアニメとマンガだけ意図的に括るのかというのが解せないところになるのです。公共の福祉による制限がありうるのは理解するところでありますが、その制限の度合いが公平でない、しかも何故公平でないのかほとんど立証されないままそうなった(特別マンガやアニメを擁護したいわけではないですが、刺激的になったという点では大抵のメディア分野でそうなっていると思います)、というのはあまり褒められたものではないかと思います。
つまるところ、目的は正当であっても規制手段の程度は如何という人権制約定理の部分で大いに引っかかるところがあるのではないかと思います。
今回のケースにおいては実際に不都合を感じるケースは少ないのかもしれませんが、レアケースであっても、やっていいこととダメなことの区別を設けたとなると当該職域の人達が一段下に見られている感を受けるのはやはり仕方ないかと思えます。そのあたりでは軽度かもしれませんが22条の兼ね合いも出てくるのではないかとも思います。
振り返ってみたら、不惑を過ぎてなお、アタシは石原慎太郎の小説を読んだことがありません。これを機会に「完全な遊戯」や「処刑の部屋」なんてのを読んでみようと思ったら新刊が無いと。流石売れっ子は違う。入手してから感想は自分のところでブログにするか呟きますが、普段から芥川賞の選考では辛口なのですばらしいに決まってます。
なので小さな子供にも判るように、是非ともアニメ化とコミカライズして頂きたいです。
国語教科書にも載せよう。
私も一冊も読んだことがないです。模範都民には程遠い状態です(笑)。新刊無しとなると、ネット通販を使わない立場にとっては模範都民の座は遠そうです。
確かに芥川賞の選考では随分と辛口ですよね。日頃の発言はあまりユーモア等を感じることは少ないですが、小説ではそれを吹き飛ばす高尚性があるのでしょうか。
確かに氏の作品なら問題なくマンガ化…できないから八つ当たりでしょうか…(笑)
ある少年誌 - 時評親爺
お晩にございます(飯終わり汗)。
え~っ、本文お手紙を拝見するに、おそらく川の果てさんは本件条例につき否定的もしくはアイロニックなスタンスにあるであろう?と読みました(勝手汗)。
ところで右条例に関しましては、御高名な刑法学の先生のお名前も拝見するところでありますが・・・それは置いといて、先日ひょんなことから、ワタクシはとある少年誌を目にする機会がございました。
当該誌の対象年齢は、不肖の推察及び聞くところに依れば、小学校高学年~高校生程度と思われるところ、表紙を開くといきなり、”少女ら”の全裸上半身のイラスト(胸部は手で覆い隠している)が折り込み状態で目に飛び込んできたことに、(アッチ系は嫌いではない親爺でありますが)不覚にもたまげてしまいました(爆汗)。
当該誌に詳しい筋(謎)に依りますと、当該”少女ら”は設定上は女子高校生だそうでありますが、事情を知らないワタクシなど親爺が一見するに、到底そのような年齢には見えない風貌でありまして(目など顔つきが強くデフォルメされているため幼少性が否定できない)、いわゆる(青少年には)マズイ?系統に属する類と拝見いたしました(滝汗)。
つまり何が言いたいのか?・・・率直に言いますと、一応?少年誌とされる雑誌に、かかるグラビアイラストを添付する意義とは何ぞや?であります。そもそも件の”少女ら”がマンガ設定上高校生であるとしても、小学校高学年でも買う余地のある少年誌に、(胸部を手で覆ってはいるものの)全裸で折り込みグラビアに登場させる必然性があるのか?とも思うのであります。事実、ワタクシは件のグラビアを見て(児ポ法問題も考えると)大変にたまげた次第であります(汗)。
仮に単に商業的目的で右イラストを添付していたのであるとすれば、かかる出版社は自らのリスクにおいて右表現行為を行ったものであり、いかなる結果についても自らが負担しなければならないものと言うべきでございます。換言すれば(少年誌における)右のような表現行為が自らに対する社会的批判ないし法的規制を招く一因となっている可能性はないのであろうか?と、かかる出版社自身に対しては猛省を促したいと不肖は愚行する次第でございます。
不肖自身は聖人君子でもなく、助平な方面は理解ある者と自負するところでございますが(爆汗)、左様なエロ系の表現行為はそのような系統の誌面で(合法の範囲で)行えば良いのであり、少年誌において児ポ系の当否あるいは少年誌としての適合性につき敢えて議論を提供するような、本件グラビアの必然性は認めがたいものと言わざるを得ないのであります、助平な方面に理解ある親爺としても・・・(滝汗)。
表現の自由は、自己実現の価値だけでなく民主政を支える自己統治の価値の側面において、民主主義の基礎をなすと言われますが、他方しばしば猥褻(公共の福祉)との衝突もまた争いのあるところでもございます。猥褻の定義は偉い人たちに譲るとして、ワタクシ親爺の年頃でありますが、実際に拝見した件の少年誌を見て、かように思ってしまうワタクシは、「古き保守的PTA的発想なのかいな?」と自問自答しきりではございます(汗)。