20世紀は最近過ぎて評価が難しいというのと、場合によっては顰蹙を買うのでちょっと選びにくいところはあるのですが、フィンランドに関しては、選ぶとすれば冬戦争、継続戦争時代しか選びようがありません。
ということで、10年程度の短い期間ではありますが、そこから選抜してみました。これと同じくらい短い期間からの選抜がありうるとすればナポレオン時代くらいでしょうかね。マケドニアから選ぶとしても、親父の代も含めることになりそうですし。
94
75
505 400
10 7 11
2 5 3
1 |
1 カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム
2 パーフォ・タルフェラ
3 アーロ・オラーフィ・パヤリ
5 アクセル・エリク・ハインリヒス
7 マッティ・アールニオ
10 アールネ・エドヴァルト・ユーティライネン
11 ラウリ・トルニ
400 スロ・コルッカ
505 シモ・ヘイヘ
75 ハンス・ヘンリク・ヴィント
94 エイノ・イルマリ・ユーティライネン
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攻撃:65 守備:150 戦術:90 チームワーク:85
実績十分のDFラインにCHの2人をベースとする守備陣はマンネルヘイムの指示の下、団結して凄まじいまでの粘り強い守備を敢行する。また、時間帯によっては相手のパス回しを上回る速度でプレスをかけるという離れ業(モッティプレス)を行う。
以上のように組織的な守備と比べると攻撃は個人頼みのところが多い。サイドの2人からの正確なアーリークロスを中の2人が決めるというのが定番パターン。ただし、ボールの奪いどころが多彩なため、相手の全く予期せぬタイミングでの攻撃が来るため、大量点を奪うときもある。
相手の使い古したボールや、スパイク、脛当てをさりげなく持ち去り、次の試合で使う抜け目無さ?もある。
ちなみに前線の選手の背番号が大きいのはそれぞれの撃墜数や狙撃数を反映しているため。
カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム(SSS):唯一のワールドクラスでグレート・ワンと呼べる存在。実績抜群で個人能力もまずまずだが、何よりも激しいコーチングでそもそもシュートチャンスすら作らせない。
パーフォ・タルフェラ(S):最終ラインの頼れるストッパー。リトリートと前に勝負する判断をまず誤らない。
アーロ・オラーフィ・パヤリ(S):勇敢この上ないだけでなく、戦術眼も高いCB。
アクセル・エリク・ハインリヒス(S):相手のシュートコースを何度でも塞ぐ守備の達人。審判との交渉も得意。
マッティ・アールニオ(S):神出鬼没に現れては単独でモッティプレスを仕掛け、相手攻撃キーマンを沈黙させる。マッティ・モッティの異名をもつ。
アールネ・エドヴァルト・ユーティライネン(S):「中盤は渡さないさ。俺達が諦めない限りはな」と獅子奮迅する。
ラウリ・トルニ(SS):童顔であるゆえ相手の油断を誘いがちだが、引いた位置から機を見て攻め上がると数的不利を感じさせないドリブルで相手守備を混乱に陥れる。
シモ・ヘイヘ(S):50m以内なら時速110キロを超える高速クロスでゴール前のゴルフボールを直撃させられるほどの精度の持ち主。ドリブルで攻め上がることは皆無で、クロスをあげたら相手を待ち伏せしてボールを奪ってまたクロスをあげる。
スロ・コルッカ(S):行動パターンはヘイヘと全く同じで左右の違いはあれど技術レベルもさほど変わりがない。
ハンス・ヴィント(S):元々はスーパーサブで、交代時に先輩(ルーッカネン)のスパイクをそのまま履いて活躍しているうちに先輩よりもゴールが増えたので先発に昇格した。そのスパイクはフィンランド史上最も多くのゴールをたたき出しているとの噂。
エイノ・イルマリ・ユーティライネン(S):最大の得点源。圧倒的な高さと速さを誇るだけでなく、相手の読みをことごとく見抜いてそのウラをかくため、相手DFはまともに競り合いにもちこむこともできない。
というか、個人として大活躍の前線4人組の評価が難しい…。ヘイヘとかイッルは人によってはSSSでも構わんくらいの評価をしても不思議ではないものの、じゃあこれをマンネルヘイムと同列に扱っていいかというとそこは疑問だし…
シーラスフォとかオステルマンを外した理由なんてのもほとんど好みの問題で、双璧のいない銀河帝国軍みたいに全員同じくらいの強さに思えてくる(笑)PR