そもそもこのシリーズの原点がどこにあったのかというと、3年くらい前にたまたま「三国志でサッカーチームを作ればどうなるのだろうか?」みたいなことを思ったこと。
他に書くこともないので(爆)3年経て、改めてメンバー考察みたいなものをやってみました。
ただ、有名なんですけれど実際に他の時代と比較してみるととても中国代表にはなれなさそうなんですよね。
三国時代代表 |
⑩ ⑲
⑪ ⑦
⑤ ⑥
② ④ ⑳ ③
① |
① 夏候惇
② 呂蒙
③ 陸遜
④ 龐統
⑤ 劉備
⑥ 司馬懿
⑦ 関羽
⑩ 呂布
⑪ 趙雲
⑲ 鄧艾
⑳ 兀突骨
⑧ 張遼
⑨ 張飛
⑫
⑬ 黄忠
⑭ 馬超
⑮ 張郃
⑯ 陸抗
⑰ 黄蓋
⑱ 姜維
COACH 諸葛亮 |
攻守ともにバランスの取れたメンバーにまとまっている。
守備はリーダーシップの鳳雛に高さの兀突骨という取り合わせ。両者とも弱点があるために時に不味い守備を見せることもあるが、両SBとボランチが守備的なので対応は素早い。また夏候惇の気迫溢れるセービングも魅力。
攻撃は呂布に当ててポストプレーを狙うのが基本。ただし、呂布がワンマン過ぎるために戦術がうまくいかないことも多々。
夏候惇 何が飛んできても怯むことがない勇敢なGK。ただし、たまに飛び出しすぎるというポカをやらかすことも。
呂蒙 本来は非常に攻撃的なサイドバックだが、守備力も標準以上のものがある。3分間ボールに絡まない後、突如飛躍的なプレーを見せることも。
陸遜 攻守万能のサイドバックで、特に縦に強いウイングを止める技術は卓越したものがある。
龐統 卓越したリーダーシップをもちディフェンスラインの連携を取るのが得意。ただしフィジカルはそれほど強くない。
劉備 個人能力と技術には物足りなさもあるが、危機察知能力は半端ではなく、いてほしい場所にいてくれる。
司馬懿 全周囲の視野の広さをもち、ありえないところにパスを出す。が、リスクを避ける傾向が強いためやや物足りなさも。
関羽 ドリブルが決まると5人くらい簡単に抜いてしまう。
呂布 何人寄せてきてもまるで相手にしないフィジカルは反則的。ただし、戦術的な動きは皆無で直感的なプレーが多い。背信的な発言が多いのも困り者。
趙雲 何をやらせても標準以上の結果を残す便利屋。ただ、何でも屋のため劣勢の場面では一芸型によく替えられることもあるし、目立たないのでイマイチ地味。
鄧艾 一度消えてから現れる動きは中国屈指のレベル。ゴール率は半端ではないが、インタビューが苦手なため地味である。
兀突骨 4mの高さから繰り出すヘディングは半端ではない。
張遼 そのドリブルと強烈なシュートは泣く子も黙るほど。
張飛 馬力に溢れ、CFとCBをこなす。しかし、アルコール依存症のきらいがあるため治療中。
黄忠 ベテランで運動量は期待できないが、絶妙なFKは今尚健在。
馬超 馬力の強さはチームトップクラスだが、ワンマンの嫌いが強いため、周りのレベルが上がると埋没してしまうことも。
張郃 攻守ともにバランスがとれている。
陸抗 キープ力があり、ポゼッションサッカーに欠かせないが、監督の戦術志向と若干そぐわないためベンチ入り。しかし、実際はどんな状況でも対応できる。
黄蓋 どれだけケガをしてもへこたれない精神力の持ち主。
姜維 出てきて数分間はとんでもない活躍をするスーパーサブ。が、スタミナがないのか戦術センスがないのかすぐに尻すぼみになる。
諸葛亮 名将ではあるのだろうが、コメナチオと呼ばれる消極的な戦術を採用しており、ために攻撃派SBの魏延は外されてしまった。
フランスはナポレオン時代が象徴っぽい感を勝手にもっていたのですが、ルイ14世時代をはじめとするブルボン時代の方が量は遥かに豊富そうで、質もそれほど負けてなさそう。
ということで、ナポレオン時代も選ぶつもりではありますが、まずはブルボン朝ということで。
コルベールとかフーケとか財政的な実力派は外れてしまい(フロントにはいそうだが、フロントまで選ぶと収拾つかなくなるというか他の難易度がさらに跳ね上がるので)、ネタ系の人物が多数入ることになりました。
フランス代表候補A(ブルボン朝) |
⑭
⑨ ⑧ ⑦
⑪ ④
② ③ ⑱ ⑤
① |
①フィリップ=オルレアン
②ルイ2世・ド・ブルボン=コンデ
③セバスティアン・ル・プレストル=ヴォーバン
④アンリ4世
⑤アンドレ・エルキュール=フルーリ
⑦クロード・ルイ・エクトル=ヴィラール
⑧エルマン・モーリス=サックス
⑨アンリ・ド・ラ・トゥール・ドゥーヴェルニュ=テュレンヌ
⑪アルマン・ジャン・ドゥ・プレシ=リシュリュー
⑭ルイ14世
⑱ベルンハルト・フォン・ザクセン=ヴァイマール
⑥ジュール・レイモン・マザラン
⑩フランソワーズ・アテナイス・ドゥ・ロシュシュアール・ドゥ・モルトゥマール
⑫鉄仮面
⑬ルイ13世
⑮ルイ15世
⑯ルイ16世
⑰シャルル・ド・バツ・カスタルモール=ダルタニヤン
⑲シャルル・ジャン・バチスト・サンソン
⑳ルイ・アンリ・ドゥ・パルダヤン・ドゥ・ゴンドラン=モンテスパン
COACH ルイ14世 |
攻撃85 守備80 戦術85 チームワーク55
監督の好き嫌いが実力以上に反映されてしまっているメンバー構成になった。もちろんそれでも十分すぎるほど強いは強いが、プリンツ・オイゲンなど逃がした獲物も大勢いるとの噂。
フランスなので中盤重視の4-5-1でサイド攻撃は左一辺倒。その左SB大コンデはすぐ上がってきて雌雄を決したがる。反面右はSBのフルーリは絶対に上がらないし、ヴィラールも積極的に攻め上がるタイプではない。その分ベルンハルトが勝手に上がってくるが…
リシュリューが散らし、サックスがスペースを突き、テュレンヌの創造力に、アンリの弾丸シュートと中盤は華やか。もっとも、もっぱらルイ14世のためのチャンスメークに徹しているため、チーム全体としてはイマイチバランスが悪い時もある。まあフランスだし。
性格に難があるものが多い上にリシュリューとかアンリとかテュレンヌとかわが道を行く者も多いので憎悪を招くほどのことはないもののチームワークはイマイチ。
ベンチメンバーは縁故の関係もあってか若干層が薄い。大体鉄仮面が負のオーラを放ち、モンテスパン侯爵夫人(当然10番も縁故)が黒ミサを開いて相手チームに呪いをかけている。
フィリップ・オルレアン(B+) 縁故人事で正GKを掴んでいるが、本人はそれほど乗り気ではないとの噂。実際プレーのそこかしこに消極性が見られるが、それなりに運があるのと周りが必死で守るので見かけ上頑張っているようにも見える。たまに女子代表のユニフォームで試合に出ようとしていることも。
大コンデ(S) 登録名はアンギャン。試合開始時から終了のホイッスルを聞くまでとにかく勇敢に上がっていくのがウリ。駆け引きが出来ないわけではないが、基本やっているように見えない。チーム内の自分の立ち位置についてもあまり考えないため、よく孤立しているとの噂もある。
ヴォーバン(SS) ディフェンスリーダー。守備ラインの指揮にかけてはハドリアヌス、始皇帝あたりとも比肩される名手。個人としても空間の使い方が巧みで厚みのあるディフェンスを行う。
ベルンハルト(S) 大試合での勝負強さは無類なものがあり、絶妙なカバーから一挙に攻め上がって重要なゴールをあげることも。ただし、普通の試合ではそれほど目立つこともなく、またドイツ生まれのはずなのにフランス人より扱いにくいなどマイナス面も多い。
フルーリ(A+) サイドバックながら極端なまでに攻め上がりには消極的。ハーフウェーラインを超えることはほとんどないため、いたるところから批判が出ている。ただ、空いているスペースをカバーしたり、CBとの連携をまめに果たすなど必ずしも酷いプレーというわけではない。
リシュリュー(SSS) 巧妙にバランスを取り、味方のみならず敵をも釣りだすこともあるほどの稀代のバランサー。澄ました態度で同僚批判も公言するためほとんどの味方から嫌われているが、チームの勝利にかける執念は誰もが認めざるを得ないほどで結局パスが回ってくる。執念はものすごいが自分で決める意欲は著しく低く、ほとんどアシスト役に専念する。もちろんゴールをあげた相手とセレブレーションするような愛嬌はない。
アンリ4世(S) チーム上での立場が不安定で、微妙な発言がチームに波風を立てることもある。サポーターのために尽くす姿勢は本物でファンからの人気は高いが、過激派サポーターの排除に積極的なためそうした連中からは狙われている。プレーヤーとしては広い視野と強烈なシュートがウリの良質な中盤である。
ヴィラール(A+) 回りの面々と比べるとやや慎重なプレーをするため目立たないが、実力は確か。ただしフランス人らしく合わない相手とはとても合わず、監督がメンバー構成に悩むことも。
サックス(SS) スペースの使い方が巧みでオンザボールもオフザボールも秀逸。また、戦術を表現するのも上手なため試合中は実質キャプテンのように振舞っているが、我の強い他の選手にはそのあたりは煙たがられているとの話も。
テュレンヌ(SS) 衰えることなく経験を積み重ねていく熟練の司令塔で誰もが認める大黒柱。ただし、自分の道を行きすぎるため付き合いが悪く、やっぱり孤立気味との噂。
ルイ14世(S) 「朕はチームなり」と主張しており、自身が活躍しなければチームの結果は意味がないと考えている傲慢な性格の持ち主。おまけに監督も兼ねてしまっており、そこでも自分の好き勝手を思い切り反映させているのだから最悪で信頼度は皆無に近い。ちなみに270年後の隣国で14番つけた選手がチーム内でルイ14世ばりに好き放題していたが、これは本人とは全く関係ないはずである。
鉄化面(?) 仮面をつけたまま試合中ずっとベンチに座っている。これまで試合に出たことはなく、誰も彼が何者であるかも分からない。何でそんな選手が代表に選ばれているのかも分からない。
ダルタニヤン(B) 代表クラスというほどのアピールはしていないが、マザランが推薦して入った。自伝が人気なのでサポーターからの待望論も根強い。ヴォーバンとの連携はまずまずなので守備固めで出てくることがある。
モンテスパン(B) 監督に激しく意見するというこのチームでは珍しい存在だが、チームのためというより私情でやっているのであまり意味がないという噂。
何か今回は突っ込みを入れたいベンチ組が多めだ。