川の果ての更に果てに

[PR]

2025.02.03 -

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

▲ENTRY-TOP

準決勝が終わった時に、スポナビに「フィジカル重視でロングボールの多いチームが多い」なんて苦言を書いていた人がいましたけれど、多分その人なんかは苦虫を噛んだような顔で決勝戦を見ていたのでしょうか（笑）。
山梨学院はロング一辺倒というわけでもなかったですけれど、リスク回避の色合いが強かったですからね。
個人的には勝てば官軍ですし、今日の内容だけ見る限りでは５回試合をして半分以上勝つのは山梨の方だろうという内容だったので、ロングボール主体の戦術を批判するより先に、まず「ロングボールでないやり方で勝つことの意義とか、その成算」とかそういう点を考えることが必要なのではないかとは思いますが。

試合そのものとしては山梨学院は、青森山田の方が上ということを認めたわけではないのでしょうけれど、とにかく無理をしない、早めにシュートを撃つという意識が出来ていました。またスペースへのランニングも欠かさずしていて、シュートを撃つためのレスポンスも高いレベルで垣間見えるなど、シュートへの意識を高く持っていたのは感じました。

一方の青森山田は強さは上でポゼッションも出来ていたのですが、ポゼッションから点を取る上で必要な相手のリズムを崩す何かを中々見出せなかったのが敗因ということになるんでしょうかね。
前半はパスミスでみすみす逸機を繰り返しており、そして後半は緩急が欠けていて相手ＤＦの予測を超える動きが中々できなかったということで、これが柴崎と青森山田の来季の課題ということになるんでしょうか。

個々の選手は青森山田は野間のキープが光っていましたが、如何せんその下の選手がマニュアル通りの動きが大半だったので相手にとって予測しやすかったのではないかと思います。
山梨学院は伊藤と鈴木がとにかく労を惜しまぬスペースランニングを繰り返し、碓井がテンポを変えるというやりかたが決勝はよく出来ていました。シュートに備えた反応も秀逸で、準決勝の「あれ、ひょっとしてオフサイド？」ってシーンもそうした日々の意識が出たということなんでしょう。こういうＦＷがどんどん増えればいいんですけれどねー。
終盤に出てきた加部が非常に高い個人能力を見せていましたが、彼が基準となるチームを作れば来年は全く違う形になりそうで、そのモデルチェンジができるのか注目したいところです。

Comment(2) TrackBack() ▲ENTRY-TOP

Comment

パスサッカーは幻影… - 藤沢雄二

2010.01.11 Mon 22:39 URL [ EDIT ]

件のコラムを読んでみましたが、ほぼ大詰めとなった選手権の準決勝で書く内容じゃないな、と。
新人戦や、せめてインターハイぐらいでそういう感想を持つならともかく、乾がいた頃の野洲高校がスタンダードを押しつけようとしているだけの感じですね。

それとは別に決勝戦は単体の試合としてはなかなか面白かったと思います。序盤から飛ばした山梨が最後まで保ったのが大きかったような気がします。

＞藤沢雄二様 - 川の果て

2010.01.12 Tue 00:05 URL [ EDIT ]

私も何も準決勝まで進んだチームにケチつけなくていいじゃないかとは思いました。
ただ、戦術面は別にしても、ＧＫとＤＦに関しては育て方を工夫してほしいなとは思います。

私も山梨学院はあれだけ飛ばして大丈夫かと思いましたが、最後までもちましたね。
先制点が入ったことが大きかったのでしょうけれど、伊藤のスタミナには恐れ入りました。

TITLE：
NAME：
MAIL：
URL：
COLOR：
EMOJI：
COMMENT：
Password：	※１
Secret：	管理者にだけ表示を許可する※２
※１　パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。 ※２　チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。

▲PAGE-TOP

TrackBack

TrackBackURL ：

▲PAGE-TOP

プロフィール

ＨＮ：

川の果て

性別：

男性

自己紹介：

Favorite Team
　Americanfootball
　Chicago Bears
　Jacksonville Jaguars

　Football
　Leeds United
　FC Dynamo Kiyv
　IFK Goteborg
　VfB Stuttgart
　Shonan Belmare
　etc...

　Baseball
　Tokyo Yakult Swallows

アンケート

兄弟？ブログ

管理人専用・管理ページへ

Otava
Twitterをまとめてみたもの。