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2011年は勝てるのだろうか…?
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グローバルな分野では人名とかの呼び方が難しいというのは何度か書いたりしていましたが、ちょうどいいタイミングで、というべきでAlan Hetaradeさんのエントリと興味深い記事がありました。
参考:日本語表記の難しさ(スコログ)
その興味深い話というのは、イングランドのプリマスというクラブから鈴木啓太にオファーがあったという話。
獲得の理由は日本企業が経営に参画しているからだそうで、「日本人なら誰でも」みたいな感もあるそうでそのあたり何だかという気もしますが、シティがタイ選手をレンタルで獲得したなんて話もありますし、プレミアの場合はそういうのもありかなという気はします。まあ、昇格は難しそうなので多分移籍しないとは思いますけれど。
で、まあそれ自体は本当かどうか分からないのでひとまず置いておくとしまして、興味深いとした点は新聞記載などではプリマスはイングランド2部となっていること。
まあ、もちろん、それで言わんとすることは伝わるわけですが、ここに落とし穴もあるわけでイングランドのディヴィジョンごとの呼称は、
1st:プレミアリーグ
2nd:チャンピオンシップ ←プリマスはここ
3rd:リーグ1
4th:リーグ2
ということになっており、2部という読み方を素直に解すればプリマスは4部のチームということになります。
特に、イングランドのトップリーグについておそらく全てのメディアがプレミアリーグという向こう読みを使っている以上は、ますます2部相当のカテゴリはやはりチャンピオンシップと読むべきということになるでしょう。
イタリアの2部相当についてはセリエBと向こう読みなわけですしね。
もちろん、向こう読みで全部表すのは結構大変です。
一例をあげますと…
ノルウェー → ティッペリーゲン
ギリシア、トルコ → スーパーリーグ
メキシコ → プリメーラ・ディヴィシオン
ルクセンブルク → ディヴィジョン・ナツィオナーレ
あたりは可愛いものですけれど、
フィンランド → フェイカウスリガ
アルメニア → バーズラギューン・クンブ
フェロー諸島 → フォーミュラデリリョン
あたりは既に「これサッカーのリーグなのか?」となりそうです。
仮に「バーズラギューン・クンブに移籍」とかなると、サッカーの移籍というより芸能人の移籍に思えそうですし(笑) 「フェロー諸島のフォーミュラデリリョンで日本人がMVP」とかあったりしても、カーレースの話に思えそうです。
なので、そこまでは無理にしましてもやはり一つ向こう流でいくのなら、全てにおいて向こう流儀を通さないと場合によっては混乱を招きうるのではないかという気もします。
イングランドで「ディビジョン2の試合は見られるか?」とか聞けば「ディビジョンではないが2部の試合なら見られるぞ」とか答えられて4部相当の試合に案内されそうですから。
もちろん意味的には2部と書けば2番目のカテゴリということで通じるのでしょうけれど、現地ではどうなのかというのはありますからね。
それにしてもリーグ1の認識は半分以下ですか。海外サッカーファンの中ではプレミアの人気は高いと思いますけれど、やっぱり下位チームとか下部カテゴリになるとそうもいかない部分があるのかもしれないですね。中堅チーム好きとしてもちょっと歯がゆい話です。
まあ、かくいう私もリーズがそこまで転落しなければリーグ1という正式名称は覚えていなかったかもしれないので、あまり偉そうなことは言えないのですが。
無題 - so-ma
イングランドフットボールを伝えるものとして、これは切実な問題ですね。現在はチャンピオンシップと書いた後に(実質2部)とかリーグ2(実質4部)とか書かなければ多くの読者の方は勘違いしてしまいますから。
ちなみに私の作った検定で、「実質3部リーグに相当するリーグの名称は?」というものがあるんですが、正解の「リーグ1」と回答している方は5割を切っていて、半分以上の方が名称を認識しておられないようです。まぁ3部なんて普通知らないのかもしれませんが、プレミアシップを少しぐらいかじったことがある人じゃないとこんな検定受けないでしょうし…。
そんなことを憂う今日この頃です。