川の果ての更に果てに

ファイターズ	０	０	０	０	０	０	０	２	０	２
ベアーズ	０	０	０	０	１	０	０	０	０	１

アジアシリーズの第二戦はラニョーベアーズという日本人的には何か気が抜ける名前のチームでした。
が、いや～、ファイターズ結構危なかったですね。
何といってもベアーズのレイボーンが良かった。いい感じでバラついていてファイターズの面々にミートポイントを絞らせなかったですね。もっとも、彼は去年カープにいて日本でも３勝くらいしていた投手なのだとか。スワを相手に完封した試合もあったといいますが、はて、そんな試合あったかな（笑）？　
ヒルマンは左腕投手を予想していたのか高橋、田中幸雄と右を２枚並べたのもレイボーンに好作用したんでしょうね。

で、打つ方は何か明らかに技術がないんですが、それでも気合というか念力みたいなものでヒットを打っているという感じで、先制弾も低い弾道を気合で押し込んだような印象。
格上のチームを倒す鉄則、ピッチャーが最高のピッチングをして先制点を取るというパターンに持ち込んでおりました。
ま、それでも８回に先頭バッターを出してからのソツのない攻めはさすがというところ。ベアーズベンチとしてみたら投手交替が結果的に失敗だったわけですけれど、イニングと状態を見ていれば替えたこと自体は仕方ないでしょうね。
総じて、強くはないんだけれど、何か不思議な雰囲気のあるチームという印象を受けました。１－０で終わったとしたら、「何で負けたか分からない」みたいなところがあったのではないでしょうか。

もう一試合は韓国のライオンズが勝ったので、ファイターズの一抜けが決まり、決勝の相手を台湾と韓国とで争うという去年と同じパターン。
ファイターズはチャイナスターズが相手。ま、さすがにこの相手に後れをとるということはないでしょう。
決勝戦はダルビッシュなのでしょうし、金村が投げるのでしょうか。

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