川の果ての更に果てに

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2024.04.25 -

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暫定税率の廃止云々をめぐってガソリン買い控えとか色々議論が起きているのは別にここに書くまでもなく分かりきったことであるのですが、それについて感じたことをちょっとだけ。ガソリンに関しては車の運転は全くしないので、直接的にはあまり関係はしない分野ではあるのですけれど。

まず、混乱が起こるのかどうかについてはやってみなければ分からないような気もしますけどね。25円値上げになれば大混乱になるのは間違いないでしょうけれど（笑）　そんな極端にバタバタするのかなという気もします。
道路特定財源の確保については地方のことは分からないので何とも言えないのですが、東京に関していえば年度末ということで別に整備する必要もなさそうな道路を工事したりしているわけで、しかも去年はタイルを張り替えていて今年はアスファルトって感じであまり計画性も無さそうな感じ（計画性があるなら付近の住民の迷惑も考えて一度にやるはず）。ま、景気対策とかそういう効果があるでしょうけれど。

「一時的な観点で見てはいけない」という政府の意見には、「昔君たち地域振興券を出していたじゃないか」という反論がありうるわけで、大雑把に見てしまえば攻守逆になっているだけと取れなくもありません。

しかし、一番気になるのは既に30年以上も実施されていながら、何故「暫定」の二文字が取れないのだろうということです。暫定って一時的っていう意味くらいでよかったと思いますけれど、日本語が壊れてきているのか私がず～っと間違って認識していたのか…

暫定税率は揮発油に関しては上げるもので、一方酒とかたばことか不動産については下げるもの（要はこのあたりは４月になれば値上がりする）のよう。ま、これまた個人的な話だけしてしまえばマイホームもオフショアも現状関係ありませんし、タバコも吸わないので関係あるのは酒くらいですけれど。
しかしまあ、ガソリンを上げるからたばこは引き下げるとかそういうことで生じたのでもないでしょうし、何でこう分かりにくいものになってしまっているのか。要はその場その場の修正とか要望でとりあえず繋いでいたのの積み重ねがこうなったんでしょうけれど、これだけ分かりにくいと租税法律主義の意義を没却するんじゃないかいという気もします。
突然全部リセットというのも蛮勇ではありますが、それはそれで改革の端緒にはなるのかもという気もします。みんな改革大好きでしょ（笑）

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