川の果ての更に果てに

ポルトガル　０　－　０　スウェーデン
過去、ポルトガルのアウェイゲームでは負けたことのないらしいスウェーデン。ズラタンを出場停止で欠くということで、苦戦も予想されたわけですが、ラガーベックはＲ・エルムをスタメンで使ってみる冒険を敢行。何かよっぽどラスムスが気に入ったようです。
試合そのものはポルトガルが予想通りボールポゼッションして、で、攻め立てたもののこれまた予想通りシュートが入らず。
ズラタンがいないと奮起するはずのエルマンダーでしたが、年末でないとダメなのかあまりいいところはなくベリに変えられてしまいました。ラーションももうひとつだったみたいですね。
とりあえずスウェーデンとポルトガルは互いに勝ち点が６に。ただ、１試合少ないスウェーデンの方が現状では優位な立場にいます。スウェーデンはポルトガルと違って下位相手に攻めきれずドローってのは少ないのでいい展開です。
スウェーデン・出場メンバー
ＧＫ：イサクション
ＤＦ：ニルション、メルベリ、マイストロビッチ、Ad・ヨハンション
ＭＦ：アンデシュ（→セバ・ラーション）、Ｒ・エルム、シェルストレーム、ホルメン（→チッペン）
ＦＷ：Ｈ・ラーション、エルマンダー（→ベリ）

マルタ　０　－　３　デンマーク
デンマークは順当に勝利。
アーセナル同様にベントナーが左サイドという布陣になっていましたが、ＣＦに入ったラルセンが活躍。のっけからグループ最弱のマルタを叩きのめし楽な展開に。ただ、ベントナーが負傷したらしいのは気になるところです。
ともあれ、ポルトガルとかより１試合少ない消化ながら首位をキープしております。
デンマーク・出場メンバー
ＧＫ：セーレンセン
ＤＦ：Ｌ・ヤコブセン、クロウドルップ、アッガー、Ｍ・ヤコブセン
ＭＦ：ポウルセン、イェンセン（→アンドレーセン）、ヨルゲンセン
ＦＷ：ベントナー（→ボアリンク）、ラルセン（→ノルドストラント）、ロンメダール

アルバニア　０　－　１　ハンガリー
下手するとデンマークを上回るのではと予選の前に危惧していた相手がハンガリー。デンマークが予想以上に好調なので助かりましたが、やはりハンガリー自体は中々の難敵のようで２位をキープしています。

ウェールズ　０　－　２　フィンランド
一般的には同格くらいの対戦でしょうけれど、少なくとも選手の個性ではフィンランドの方が上回っているはず、という期待に見事応えてくれました。
エレメンコ兄弟が久しぶりに揃い踏みで、エレメンコとリトマネンが出ていれば何とか点が取れそうという気になれるので大きいですね。しかし、逆にタイニオの立場は苦しくなったかも。できればヘイッキネンのところに入ってほしいんですけれどね。
フィンランド・出場メンバー
ＧＫ：ヤースケライネン
ＤＦ：ティヒネン、パサネン、ヒューピア、カリオ
ＭＦ：ヨナタン、ロマン、ヘイッキネン、アレクセイ（→ショルンド）
ＦＷ：リトマネン、フォルッセル（→クキ）

スペイン　１　－　０　トルコ
トルコもそれなりにはやれるところを見せたようですが、欧州王者相手にアップセット…とまではいかなかったようです。

リトアニア　０　－　１　フランス
リトアニアに意外と（あるいは恒例の？）苦戦したフランスでしたが、リベリーのゴールで勝ち点３は持ち帰れたようです。

北アイルランド　３　－　２　ポーランド
予選に１度面白いことをする北アイルランドですが、今回もホームでは強いようで、試合消化は多いものの暫定首位。
スロヴェニア　０　－　０　チェコ
ということで、グループ３は大混戦になってきました。

北中米・カリブ海
エルサルバドル　２　－　２　アメリカ
グループ本命と見られていたアメリカがアウェイとはいえドロー。エルサルバドルは枠内に飛んだのは３本でしたが、少ないチャンスで確実に決められたようです。

トリニダード・トバゴ　１　－　１　ホンジュラス
スアソ死すとも、ホンジュラスは死せず、であります（勝手に殺すな）
まあ実際パボンとかデ・レオンとかそれなりにできる選手はいますからねー。

メキシコ　２　－　０　コスタリカ
メキシコは今年に入ってかなりやばい状態でしたが、ようやく一息つきました。

南米
コロンビア　１　－　０　ボリビア
ウルグアイ　２　－　０　パラグアイ
アルゼンチン　４　－　０　ヴェネズエラ
首位を走っていたパラグアイが初黒星。快勝したアルゼンチンはもちろん、ブラジルも詰めるチャンスです。１位と３位で何か変わるわけでもないですけどね。