川の果ての更に果てに

日本が参加しないということでほとんど話題にもなりませんが、9/24からエジプトでＵ20ワールドカップが始まります。
北欧チームも参加しないので個人的にはモチベーションが上がりませんが（笑）、一応この手のマイナー大会はきちんと押さえておくというのがこのブログのいいところ（？）なので、始まる前にやっておきましょう。

グループＡ
エジプト［開催国］、トリニダード・トバゴ、パラグアイ、イタリア
一応超強豪は避けたらしい開催国。Ａ代表とは打って変わってイケイケなパラグアイ、何となくパッとしないイタリア、よく分からないトリニダード・トバゴということでこのグループならエジプトも勝ち抜けそうです。２位はパラグアイですかねー。
このグループで一番楽しみな選手は、パラグアイのサンタンデールということにしておきましょう。

グループＢ
ナイジェリア、ヴェネズエラ、スペイン、タヒチ
この世代では実績十分のナイジェリアとスペインにヴェネズエラがどこまで勝負できるかというのが焦点になりそうなグループＢ。既にＡ代表でもプレーしており、今後も南米の強豪を苦しめることがあるであろうラファエル・ロモがどれだけやってくれるかというところでしょうか。
あとはタヒチが何点取られるかというのも厳しいながら注目点にはなるのかもしれません（笑）。
一応、ラファエル・ロモを要チェックプレーヤーということにしておきます。

グループＣ
アメリカ、カメルーン、ドイツ、韓国
欧州では敵無しなドイツ、選手個々人だけならトップクラスのカメルーンにアメリカ、韓国が挑むという図式でしょうか。
より面白いのはアメリカということになりますが、この一つ上はいい選手が多かったですが、それと比べると少し落ちるかもな印象。ただ、フィジカル重視のプレーなので徹底できればカメルーン相手には結構できるかも。
要チェックはゲブハルトということで。

グループＤ
ガーナ、ウズベキスタン、ウルグアイ、イングランド
不気味な面々ばかり入れた？　みたいな印象のグループ。どこも一癖ありそうなのは分かるのですが、ウズベクを除いてそんなに好きな国ではないので情報は少なめです。
そのウズベクはさすがに辛いでしょうが、残る３チームの戦いは面白そうです。

グループＥ
ブラジル、コスタリカ、チェコ、オーストラリア
今回はアルゼンチンがいないのでＵ20であろうと勝っておきたいブラジルはかなり楽な組み合わせ。
そのブラジルを追うだろう２位争いはチェコが優勢ですかね。Ａ代表がちょっとあれれな感じなので、ここで活躍すれば一気に昇格なんて芽もでてきそうですし。
注目はロシツキの後継者とも言われてるらしいヤン・モラーヴェクにします。

グループＦ
南アフリカ、ホンジュラス、ＵＡＥ、ハンガリー
今回一応一番応援するのはハンガリーで次がホンジュラスということにしていますが、正直両方見込みのあるグループです。ＵＡＥはこの世代ではたまに強いですが、オーストラリアや韓国に比べると経験のある選手は少ないですし、南アフリカもアフリカなら一番当たりたいところ。
ハンガリーはネメト、シモン、コマンの３人組が全員呼ばれただけに、できれば１位通過で決勝トーナメント以降を楽にしたいものです。
要チェックはいつもネメトだとアレなので、同じリヴァプール下部組織所属で現在コルドバにローン中のアンドラーシュ・シモンにしておきましょう。彼が頑張ればネメトのゴールが増えそうです。
ホンジュラスはロジェール・ロハスということで。

全体展望
もちろんブラジルとかドイツ、スペインを軸に展開することになるのでしょうけれど、時期が時期ということもあって、ブラジルとかイタリアは本来いてもいい選手が何人かいない印象です。
となると、それほど落ちている印象のないドイツが本命ということになるでしょう。その次をブラジル、スペインあたりが追う展開でナイジェリアやカメルーンといったアフリカ勢がどこまで出来るかというところでしょうか。
ハンガリーはグループリーグは割とラッキーだったので、ここでまずは目立つ活躍をしておきたいところ。１位になれば決勝トーナメント初戦はグループＥの２位なのでブラジルがうっかりなんてことがなければ、勝てる相手になりそう（逆に２位通過になりそうなホンジュラスはグループＢの２位ということでスペインかナイジェリア。これはちょっと辛いか…）。

ここで大活躍をして来年のワールドカップにも出てくるなんて選手は出てくるのでしょうか。