川の果ての更に果てに

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2024.04.25 -

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ＡＺの優勝
28年ぶりに３強体制に終止符を打ったのはファン・ガールの率いるＡＺアルクマール。序盤こそグローニンゲンが暴れていましたが、７節くらいで首位に躍り出ると、以降下のチームが中々波に乗れないのを尻目に順当に勝ち点をつみあげて非常にあっさりと優勝をなしとげました。
監督自身が「自身のキャリアの中でもっとも美しい優勝」と語ったように、ＡＺは上位３つに比べるとブランドもないし資金力もないクラブの（資金力という点ではフェイエは最近は低下しているという話もあるけど）予想以上の頑張り。ということは、優勝したＡＺの頑張りとファン・ガールの手腕は賞賛されてしかるべき（去年ファン・ガールの辞任騒動があった時にＪＦＡが動いていればねー［笑］）ですが、それ以外がさして良くなかったということにもなるわけでしょう。
まずこのところの盟主だったＰＳＶはさすがに主力流出と監督流出の限界を迎えたというところでしょうか。少し前から前線が徐々に弱体化してきており、そこに守備のアレックス、ゴメスらも引き抜かれてということで、それでＣＬとの掛け持ちというのはさすがに無理があったよう。いずれにしても来季以降は再建に乗り出す必要がありそうです。スウェーデンＵ21代表のオラ・トイフォネンがその中核にいればいいのですけれどね。
アヤックスは元々今季はファンバステンに与えるつもりだったのでしょうから、こちらはＰＳＶに比べればダメージは少ない感じですかね。そのファンバステンはいいのか悪いのか良く分からないシーズンだった印象ですが、早々に戦力外扱いを決めてチームを固めたと思ったら、後からその戦力外選手を使ったりとで、そのあたりの優柔不断さがファンバステンらしいといえばそれまでですがフラフラしている印象は受けました。
フェイエは既に３強から脱落した感がありましたが、今季は中堅程度にまで転落したことを印象づけた感じ…来季は誰が指揮をとって、どうやって再建するんでしょうか。オランダの強豪の中では唯一スウェーデン人選手がいないクラブですが、ヨーテボリのバルクロートとか何人か名前は上がっているようでそのあたりの選手とか巧く使って来季は復帰できるといいんですけれどねー。

ＰＯは何だかんだ言ってＰＳＶが制するでしょう。
というより、ＡＺは主力流出が囁かれているので、ＰＳＶが勝たないと来季欧州でオランダ勢が大変なことになるという危険性が（苦笑）
UEFAにはアヤックスが出るのでしょうが（ベリはアヤックスに行くのだろうか？）、もう１チームにはヘーレンフェーンかグローニンゲンが残ってほしいものです。

FA杯勢はミッドウィークに試合
しかもリヴァプール－アーセナルというかなりタフなゲームも。
強いチームの宿命とはいえ大変ですなぁ。

ユーヴェ会長がヴァロテッリへの罵声を批判
１－１で終わったイタリアダービーですが、何やらバロテッリへの人種差別的チャントとかがあったのだそうで関心の高い舞台でそんなことやってしまったということで槍玉に上がっているのだとか。
ユーヴェにだって黒人選手はいるというのにねぇ。

スナイデルが今季絶望へ
ロッベンほどではないにしても、この人も何か結構ケガが多いイメージが…

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