来年から開催されるWomen Proffesional Soccer(WPS)が、国際ドラフトなるものを敢行したという話がありました。海外選手を対象にしたドラフトということで、他所のチームに所属していようがいまいが構わず指名しているという恐ろしい代物です。
さすがはアメリカ。あるいは本人の内諾とかはあるのかもしれませんが、マンチェスター・シティもびっくりでしょう。
ちなみに、その指名はというと。
1巡
1位ベイエリア:フォルミガ(ブラジル)
2位ボストン:ケリー・スミス(イングランド)
3位LA:マルタ(ブラジル)
4位STL:ダニエラ(ブラジル)
5位シカゴ:クリスティン(ブラジル)
6位ワシントン:澤(日本)
7位NY:サラ・ウォルシュ(豪州)
2巡
8位ベイエリア:シンクレア(カナダ)
9位ボストン:ファビアーナ(ブラジル)
10位LA:宮間(日本)
11位ワシントン:ボンパストール(フランス)
12位シカゴ:ゲリオク(豪州)
13位STL:レナタ・コスタ(ブラジル)
14位NY:ロサーナ(ブラジル)
ということで、2巡までに澤と宮間が選ばれております。3巡15位に荒川、4巡23位に大野ということで日本から4人選ばれました。
「ドラフト結果が入団を保証しない」とは当のWPSが言っていますが、果たして日本国内外から何人入るのでしょうか。一応金銭的には他のリーグを上回りそうですし、ドイツあたりの選手は選んでないところを見ると、来る見込みのある選手を選んではいるのでしょうけれど。
でも、こういう相手の迷惑を考えない無茶苦茶なのは何かいいですね。
昇格降格のあるJリーグでドラフトをやるのは困難ですが、仮にそんなことをやってみたらどうなるのだろうと現時点の順位を元に勝手に想像してみました。それぞれのチームの状況を事細かに調べているわけではないので、ニーズを反映していないかもしれませんが。
1巡
1位札幌:ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア) まずは最終ラインをしっかり引き締めて後ろを固めないといけないが、ブッフォンならそれがかなう。
2位磐田:ウェイン・ルーニー(イングランド) 攻守不安定で自信喪失気味のジュビロには声を出して走り回るゴンの後継者が必要。ルーニーならばそれが達成される。
3位千葉:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 千葉には安定した点取り屋と長距離のFK砲が必要。ロナウドならそれが一挙解決。
4位東京V:カルレス・プジョール(スペイン) ヴェルディは守備で引っ張れる主将タイプが不在。プジョールかテリーを指名するものと見られる。
5位神戸:リオネル・メッシー(アルゼンチン) チームがスター選手を好むこと、大久保の左に対応する右サイドの選手獲得が必要とされていることを考えるとメッシーが有力か。
6位横浜:アンドレア・ピルロ(イタリア) 攻守の繋ぎ役と頼れる点取り屋が不在のマリノス。ゴールは山瀬で済むと考えれば繋ぎ役。よりニーズを満たすのはピルロか。
7位大宮:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) チームが程よくまとまっている大宮には核弾頭が必要。ズラタンならチャンスメークもできるので理想的。
8位柏:フランク・ランパード(イングランド) 前線にそれなりに選手のいる柏はCHの得点が足りない。ランパードかジェラード、ケーヒルのようなタイプを選ぶものと思われる。
9位新潟:ディディエ・ドログバ(コートジボアール) 新潟も前線の破壊力がやや不足している。ドログバがいれば苦しい時間帯にも何とかしてくれそう。
10位京都:アリエン・ロッベン(オランダ) 京都は4-3-3だがサイドの攻撃力が弱い。ロナウドかメッシーが残っていればベストだが、ここまでに消えていると思われるので次善でロッベンか。ドラフト順位をあげることも考えられる。ダニエル・アウヴェスもありか。
11位清水:イケル・カシージャス(スペイン) バランスよく選手がいる清水だが今季序盤負け続けたのはメンタル面でまだ未成熟な部分があるからと思われる。カシージャスのプレーなら選手の勇気を増すこと間違いなし。
12位G大阪:カリム・ベンゼマ(フランス) ガンバに必要なのは絶対的なGKかFW。GKは監督の気まぐれで替わる部分があるので、点取り屋としてベンゼマを加えたい。
13位F東京:ネマニャ・ヴィディッチ(セルビア) 若いいい選手が多い東京。FWも必要だが赤嶺がひとり立ちしたので、やや不足感のあるCBをテコ入れしたい。
14位川崎:アンドレス・イニエスタ(スペイン) レギュラーが出ていれば迫力十分の川崎だが選手層は薄い。多くのポジションをこなせるイニエスタがいれば欠場者が出てもさほど影響はない。
15位鹿島:ロビーニョ(ブラジル) 鹿島も川崎同様レギュラーが安定している。CBも対象だが、ロビーニョがいればより選手起用に多彩さを増す。
16位浦和:ジョー・コール(イングランド) 浦和の難点は両サイドとも波が激しいこと。プレーに違いを作り出せ、両サイドをこなせて安定感を増してきたジョー・コールなら問題解決。
17位名古屋:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 走れるサッカーで上位にいる名古屋。そのカラーに合うのは走れて違いを作れるモドリッチしかいない。若いのでピクシーも指導がしやすいだろう。
18位大分:ハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン) 首位にいるだけあって特別弱点のポジションはないが、反面強みといえるポジションもない。ならばマスチェラーノを使うことで中盤の守備負担を減らし、前線とバックラインの強化をスムースに行えるようにしたい。
2巡以降は大体こんな選手がいりそう、というイメージで真っ先に思い浮かんだ選手から順番に。なので、かなりやけっぱちです。
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2巡 |
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3巡 |
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札幌 |
19 |
ジョン・テリー |
37 |
サミュエル・エトー |
磐田 |
20 |
セルヒオ・アグエロ |
38 |
クリスティアン・ポウルセン |
千葉 |
21 |
ペトル・チェフ |
39 |
ディミタール・ベルバトフ |
東京V |
22 |
カカー |
40 |
フッキ |
神戸 |
23 |
スティーヴン・ジェラード |
41 |
アルトゥル・ボルッチ |
横浜 |
24 |
フェルナンド・トーレス |
42 |
マルコス・セナ |
大宮 |
25 |
マイケル・エッシェン |
43 |
ラファエル・マルケス |
柏 |
26 |
ダヴィド・ビジャ |
44 |
エステバン・カンビアッソ |
新潟 |
27 |
テオ・ウォルコット |
45 |
ダニエル・アウヴェス |
京都 |
28 |
フィリップ・ラーム |
46 |
エラーノ |
清水 |
29 |
カルロス・テヴェス |
47 |
ヨアン・エルマンダー |
G大阪 |
30 |
ペペ・レイナ |
48 |
ジュリオ・バプティスタ |
F東京 |
31 |
アドリアン・ムトゥ |
49 |
アルベルト・ジラルディーノ |
川崎 |
32 |
セルヒオ・ラモス |
50 |
アレッシャンドレ・パト |
鹿島 |
33 |
セスク・ファブレガス |
51 |
マルティン・カセレス |
浦和 |
34 |
ミロスラフ・クローゼ |
52 |
マルセル・ヤンゼン |
名古屋 |
35 |
ダリヨ・スルナ |
53 |
アンドレイ・アルシャーフィン |
大分 |
36 |
ディエゴ・フォルラン |
54 |
セバスティアン・ラーション |
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無題 - フォルテ
一方的な指名ではありますが、世界で十指に入る選手という評価をされたという事にはなるんですよね。
うぅむ、澤様の動向から目を離せません!
FC東京・・・CB欲しいです。
佐原は返したくないです。帰っちゃ嫌です。お願いします(何故かココでお願い/笑)