川の果ての更に果てに

補正予算は四苦八苦しそうな雰囲気ですけれど、予算の中にも予定よりかなり支出が少ない、なんてこともあるようです。
もっとも、設定予算より支出額が少なかったのなら、それは通常黒字決算みたいな形で呼ばれるのではないかと思いますが、こういう形だと減額決算とかいうと何か良くない響きに呼ばれるから不思議です。

＜北京五輪＞メダル報奨金、野球の不振で減額決算…ＪＯＣ（毎日新聞）

ちなみに野球が金なら7200万円プラスだったようなので、1800万円赤字だったことになります。大赤字だったバスケットボールやハンドボールは責任の所在をめぐって内部分裂していることを考えると、ＪＯＣも分裂とはいかないまでも超過出費の責任を誰かが問われたかもしれません。
となると、星野ジャパンはＪＯＣに波風立たないようにうまくおさめた、と言えるのかもしれません。野球とシンクロの団体がメダルを逃したのは、予算という空気を読んだからなのかも（笑）

もっとも、この黒字分がどこにいくかということが今後問題にもなるわけで、おそらくは繰り越して来年以降いまり関係のないこととか、公算のない東京五輪あたりの費用に回されるとなると微妙に気もします。「次のメダル獲得のために」と競技の整備費用とかに使えればいいんですけれどね～。

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